本番で使ってみないとわからない知識や技術 ~ダルビッシュ有&田中将大&工藤公康対談~ チームコーチとしての学び
2014/12/27
チームコーチとしての学び
昨日、報道ステーションでダルビッシュ&田中マー君の対談をやっていたらしい。
司会は工藤公康。
私はyoutubeで見た(こちら)。
いろいろなネットのニュースでも話題になっていたが、
どうやらマー君がダルビッシュにスプリットの投げ方を教えたらしい。
「メールで教わって、その日の試合で試してみた」
「ブルペンで良くても、試合で投げてみないとわからない」
2人は、得た情報をすぐに試してみたとのこと。
実際にやってみて、
「使えるのか使えないのか」
「修正が必要なのか」
という情報がわかる。
試合は実践の場であり、実験の場でもあるわけだ。
これは何についてもいえること。
得た知識や技術は使ってみないとわからないことがたくさんある。
チームコーチングの世界も同じ
コーチングの世界も同じだ。
さまざまな技術がある。
私の場合、コーチングに関する技術は、まず練習でやってみる。
でもやはり、練習では参考にならないことがよくある。
というのも、練習相手はその技術を知っていることが多いからだ。
つまり、こちらが望むような反応をしてくれる。
これが、コーチングを全く知らない人にコーチングするのは、反応が全く異なってくる。
コーチングは、基本的には使える技術を学ぶ。
しかし人に応じて、場面に応じて、時に応じて、その技術が使えるかどうかはわからない。
そして、臨機応変の対応は、経験がものをいう。
そうはいっても、使わなければ始まらない。
コーチング、チームコーチング、
学んだ技術は積極的に使うこと。
もちろん、目の前のクライアントにとってベストであると思うことを選ぶ。
新しい技術を使うのは勇気がいる。
失敗のリスクがわからないから。
ダルビッシュもマー君も、投げて失投ならホームランを打たれる可能性もあるわけだ。
でも新しい技術を使う勇気。
これは、自分の能力を磨いていく上では必要不可欠なもの。
私自身も、今までの技術をブラッシュアップするとともに、
どんどん新しい技術を取り入れて試して、より多くの人のお役にできるよう頑張ります。
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