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なぜチームコーチが必要なのか。なぜ自分たちではできないのか。 ~チームコーチングで真のチームづくり~

      2014/11/10

なぜチームコーチが必要なのか。

2014年のチームコーチングカンファレンスにおいて、こんな質問をいただいた。

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チームコーチングの事例をお伝えしていると、同じような質問をよくいただくのだが…。

「チームコーチングを導入して、成果が伸びたり、チームがいい状態になったりしたことはよく解った。
しかし、なぜチームコーチを入れなければいけないのか。なぜ内部(自分たち)ではできないのか」

ごもっともな質問である。

チームコーチは混乱期における突破のプロセスを支援する。

前述のとおり、チームコーチングの最重要ポイントは、混乱期である。
言葉を変えれば成長痛期。
チームコーチングは、自分たちではなかなか乗り越えることのできない、
混乱期における『突破』のプロセスを支援する。

「なぜ自分たちではできないのか」

一言でいえば、自分たちの力では、この混乱期を乗り越えようとしないからだ。
もっと正確に言うと、「できない」わけではなく、できる力はあるのに「しない」のだ。

混乱期であるということにも気づかないし、どうやって越えていいのかわからない。
その結果、混乱をないものにしてしまう。

なぜ自分たちでは乗り越えることができないのか。

なぜ自分たちでは乗り越えることができないのか。
それはチームとしての『無意識の習慣(パターン)』が根付いてしまっているからである。
混乱が起きた時の反応は決まっている。
まるで形状記憶合金のように、
あるいは体を洗うときの順番がほぼ決まっているように、
あるいは腕組みのやり方が決まっているように、
最初の反応は無意識に出てしまうものだ。
つまり自動反応である。

人間同士で起こる
さまざまなパターンにメスを入れていくのが
チームコーチの役割

自動反応を変えるためには、まず気づくことが必要だ。
気づいたら、反応を意識的に変えること。
そして繰り返し新しいパターンの反応を行うことで、
身体に染みついていた古いパターンが顔を出さなくなる。

経験を重ねれば重ねるほど、新しいパターンを身につけることに抵抗する。
そしてこれもかなり無意識に抵抗する。
経験豊かで成功してきた人は、過去の自分の成功を頼りにする。
その結果、そのやり方や経験に固執する。
無意識に自然にできるので、ラクなのだ。
したがって、組織のトップチームになればなるほど、チームの習慣を変えることは難しい。

内部の人間同士では、
・気づかない。なぜなら誰も言ってくれないから。(←裸の王様)
・気づかないフリをする。なぜなら気づいたら変えなきゃいけない感じがするから。
・気づいても言わない。なぜなら反発されるのは目に見えているから。
・気づいても変えない。なぜなら面倒だから。気持ち悪いから。
・変えても瞬間風速で継続しない。なぜなら元の習慣の方が自然だしラクだから。

この内部の人間同士で起こるさまざまなパターンにメスを入れていくのがチームコーチの役割なのである。

 - 実践チームコーチング

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