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腑に落ちる ~小林創建チームコーチング体験談より~

      2015/02/24

昨日、小林創建の社長と常務に、
チームコーチング実施の体験談インタビューをしてきた。⇒ブログ記事はこちら

いろいろと、チームや会社の雰囲気、業績の変化を語っていただいた。

チームが形成されていくプロセスについて、
お二人が口を揃えて言っていたことがある。

『腑に落ちた』⇒当事者へ

これはチームコーチングのプロセスで起きる、
ひとつの大きな特徴であり重要なことだ。

「腑に落ちようが落ちまいがやればいいんだ」

なんて声もどこからか聞こえてきそうであるが、
腑に落ちていないことへの取り組みはどうしてもブレーキが掛かる。

「自分で決めた」
「納得した」
「完全に合意した」
「少なくとも自分の意見は反映された」

この種の感覚が、全速前進していくためのカギだ。

今回のインタビューの中で、社長も常務も、
『腑に落ちた』
という言葉を使った。

全て自分たちで決めるチームコーチング

常務に、
「チームコーチングだからこその特徴や強みは何か」
と聴いたところ、
「目標や達成プランを自分で決めることだ」
とおっしゃった。

それまでは、目標・・・、というかノルマが降りてきて、
ただこなしていく感覚。
「やらされ感」が蔓延していた。

社長曰く、
『我々は何者か?』

この問いに半日以上を費やした。
こんなにもまとまらないものか。
こんなにも考えていることが違ったのか。
そのプロセスに焦りすら覚えた。

しかし、この簡単に見える問いに全員が意見をぶつけたからこそ、
もっとも重要なチームの、あるいはチームにおける自身の、
存在理由が明確になり、全員がこのチームを所有した。

つまり、全員が当事者になったわけだ。

20150223_チームコーチング_腑に落ちる_半谷知也photo credit: T-6G/SNJ Texans – Areoshell Arobatic Team via photopin (license)

コミュニケーションのパターン

「近づきにくい」
「怒られるのではないか」
「論破される」
「無能と思われる」
「でしゃばりと思われる」
「評価が下がるのではないだろうか」

こんな意識はちょっとずつ、コツコツと育まれていく。
一方は全くそんなつもりないのに、いつの間にかそうなっている。

今回社長も、
「幹部や社員にそのような感覚を与えてしまっていたのかもしれない」
とおっしゃっていた。

この自然に根付いているコミュニケーションのパターンにメスを入れなければならない。
しかしこれは自分たちでは難しい。

自分で自分の腹にメスを入れるのが難しいように、
自分の組織を自分で変えようと思っても難しい。

変革のためのポイント3つ

  • 古いパターンに気づくこと
  • 新しいパターンを選択すること
  • 新しいパターンの筋肉をつけること(継続すること)

これが必要だ。
チームコーチは、これらの事柄をかなり効果的にサポートすることができる。

そして、古いパターンと新しいパターンの選択は、同意が必要。
認識を合わせる必要がある。

腑に落ちたことは継続性がある

一旦腑に落ちると、それは長続きする。
立ち戻る場所ができるのだ。
自分の腹に訊けば、必ず、
「それでOK」
「それで合ってる」
「それが正しい」
と答えが返ってくる。

だって自分で決めているから。
決定のプロセスに携わっているから。

腑に落とすことは、各自の責任であると同時に、
組織である場合は、チームのメンバー全員が腑に落ちるという状態を創ることも、
重要な責任のひとつであると言える。

関連記事

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チームコーチング体験談 ~小林創建常務インタビュー~

 - チームコーチング, 体験談

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