アトラスグループ チームコーチングⅡ期セッション2
2015/02/10
本日はアトラスグループにおけるチームコーチング。
2期目のセッション2だ。
チームコーチングセッション1
セッション1は何をしたかというと、
- 新チームのミッションを明確にした。
- 現状におけるさまざまな問題点を明確にした
- 中期ビジョンを明確にした
- 中期ビジョンに向けた目標を明確にし、メンバー全員がコミットした
- 目標達成に向けた具体的な行動プランを決めた
ざっとこんなところ。
活字にすると味気ないが、このプロセスはかなりHOTなものでした。
タックマンモデル
チームの発展プロセスを示す概念のひとつにタックマンモデルがある。
チームは形成し、混乱⇒統一⇒生産のプロセスを経て、解散する。
形成されると、ミッションコンプリート、あるいは目標達成に向けて、
混乱⇒統一⇒生産を繰り返す。
例えば、「ミッションを決める」というひとつの作業も、
それぞれが大切にしているものを共有して融合させていくプロセスには、
自分とは違う人の価値観を理解し、受容することが必要となってくる。
必然的に、自分の世界観を拡げない限り、人の価値観は自分の器に入らない。
でも簡単には自分の世界観は広がらない。
自分の正しさや過去の成功体験、失敗体験が顔を出し、
それをなかなか手放すことができない。
だからさまざまな葛藤や混乱が起きる。
多くの組織はここを避けて通りたがる。
時間がかかるから面倒だし、波風立つのは嫌なものだ。
だから一時的、表面的な調和をもって、とりあえず前進させようとする。
表面的な調和は、前進したその先で必ず止まる。
チームコーチングは・・・
チームコーチングでは、ここを自力で突破していくようにサポートする。
ただし、チームのステージが上がっていくと、それに応じた混乱は起きる。
ただ、混乱や葛藤のレベルが変わる。
もちろん、手にすることができる成果のレベルも上がる。
また、混乱や葛藤を乗り越えていく力がついていく。
チームコーチングは、決まったカリキュラムがないのが大きな特徴。
そのチームがビジョン実現に向け、目標を達成していくために、
必要な葛藤を起こしそれを乗り越えていくプロセスを応援するものだ。
無論、葛藤を起こすことが目的ではないし、必要がないのに起こすこともないが。
しかしチームは常に葛藤にさらされている。
もしそうでないとしたら、
たいした目標に取り組んでいないか、何かをあきらめている。
だから、真のチームを形成し、より高いレベルの成果を手にするためには、
葛藤や混乱を引き受け、それを乗り越えていく他ない。
チームコーチングセッション2は・・・
やったこと
- 1ヶ月の振り返り(PDCAのC)
- 振り返りを元に現状の課題洗い出し
- ゲームを少々
- 次回までの行動プラン
テーマは3つ
- 目標達成へのブレイクスルー&イノベーション
- 本気&本音のコミュニケーション
- 個々のリーダーシップ
1ヶ月の積み上げが楽しみでございます
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