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コーチングのいろは ~ゴール(目標)を明確にするSMARTモデル②~

      2015/01/21

さて、SMARTモデルの続き。
昨日のブログではSpecific(具体的であること)までお伝えしたので、
今日はMeasurable(測定可能であること)から。

Measurableとは

20150116_Measurable_コーチング_チームコーチング_半谷
photo credit: HeavyWeightGeek via photopin cc

measurable:
1.(はっきりとわかる)大きな、重要な
2.測ることのできる、測定可能な、
(WISDOM英和辞典より)

つまり測れるということ。
振り返って、達成したのかしていないのか。
どこまで来ているのかということが明確にわかるということである。

measurableではない目標設定

「体重をちょっと減らす」
「売上を大幅に上げる」
「タイムを少し上げる」
「人数を増やす」
「いつか禁煙する」
「ときどきジョギングをする」

measurableにするためには

数字や一般的に誰が見ても明確な基準を目標に入れること。
(といっても、最終的には結局数字なのですが…)

「体重を65キロにする」
「売り上げを前年対比20%増」
「100mのタイム、10秒を切る」
「社員数を4人にする」
「40歳の誕生日までに禁煙する」
「週に1度はジョギングする」
「スカイツリーを超えるタワーをつくる」←結局目指すところは634m
「毎日24:00までには寝る」
etc…

『数字(事実)は究極の師なり』

数字は非常に便利なものだ。
目標と現状を何よりも明確に教えてくれる。

『数字(事実)は究極の師なり』
という言葉もある。

しかし、数字が苦手な人が多い。
生まれてから現在に至るまでに、数字を苦手にするような、
あるいは数字を敬遠するようなさまざまな体験をしている。

たとえば、
テストの点数。
偏差値。
自分や他人との順位の比較。通知表の評価。
売上や顧客獲得などの営業成績。
コスト削減。
体重の増減。
スポーツのスコア。
給料が多いか少ないか。
何らかの値段。

さまざまな出来事を通じて、
「数字なんてなければいいのに」
「数字は敵だ」
「数字は気分が悪い」
という経験や体験をしてきている。
そういう風に意味づけしてしまっている。

改めて・・・、
数字を味方につけよう。
数字を愛し、数字の向こう側にあるものを見ること。
数字自体に意味はない。
意味を付けるのはいつでも自分自身だ。

Attainableとは

Attainable:<目標などが>達成しうる、成し遂げられる = achievable ⇔ unattainable

20150116_attainable_コーチング_チームコーチング_半谷photo credit: woodleywonderworks via photopin cc

attainableは、『到達可能である』ということ。
現実的なものであるということ。

例えば、私は一昨日姫路の街を30分ジョギングした。
久しぶりのジョギング。走った距離はたぶん3キロくらい。
その結果・・・、
右足のひざが悲鳴を上げた。
昨日は階段の上り下りが困難を極めた。

そんな私が、仮に、
「2月22日に開催される『世界遺産姫路城マラソン2015』で3時間を切る」
という目標を立てたとしたらどうだろうか?
それだけに集中したとしても難しいだろう。

あるいは、今体重が70キロある私が、
「この1週間で63キロに落とします」
という目標を立てたとしたらどうだろうか?
全く飲まず食わずで、かなりの運動をしたとしても、難しいだろう。
何より、できたとしても確実に何らかの後遺症を残す。

もっと極端に言えば、サッカー大好きな私が、
「『ワールドカップ2018ロシア大会』の日本代表に選ばれます」
というのはどうだろう。

また、非常に残念ではあるが、『世界平和』は今、”目標”として掲げるのには現実的ではない。
もちろん、ビジョンであるし、望むところではある。

ただし、私が生きている間に成し遂げることは難しいだろうと思う。
そこに向けて、この時代を生きているものとして影響を与えていくことはできるとは思うが・・・。

そうは言っても…、
じゃあ当たり前に達成できる目標がいいかというと、そうではない。

『ストレッチ』が必要である。
『背伸び』が必要だ。
『ジャンプ』が必要なのだ。

高嶺の花

私は”高嶺の花”にチャレンジすることは大好きだ。燃える!
高嶺に咲く花が本当に自分にとって魅力的ならば、間違いなく取りに行く。

attainableは、つまり・・・
到達はできるけど、簡単ではないということ。

  • 身の丈に合っていること
  • 身の丈で背伸びやジャンプをして何とか届きそうなものであること

この絶妙な距離感が大事だ。

 

さて、この続きはまた明日。

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コーチングのいろは ~ゴール/目標を明確にするSMARTモデル①~
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 - コーチング, チームコーチング

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