コーチはモデルとして存在していなければならない
コーチやコンサルタント
あるいは先生
人を指導するような立場になると
つい自分がおろそかになることが
往々にしてありうる
昨日も紹介したが
プルシェンコさん
本田望結へのコーチングの中で
相手が9歳であっても
本気でフィードバックをしているのが
とても印象的であった
相手の成長のためには
厳しいことも言う必要がある
それが何歳であろうと
重要なことだ
そしてこれはスポーツの世界ではなく
ビジネスの世界であろうと
学校であろうと
それは同じ
重要なことは
・コーチが尊敬される存在であること
・クライアントが成長を望んでいること
この2つが欠かせない
コーチが尊敬される存在であるというのは
さまざまな要素があると思うが
わかりやすいのは主に2つ
①プレイヤーとしての実績があるか
個人的にはあまり重要なエッセンスではないと思うが
どうしても人はここを観て判断を下す
だから仮にコーチとしてはたいしたことなくても
クライアントはハートの眼差しでコーチを観る
②コーチとしての実績があるか
これはもちろんわかりやすく重要である
以上2点は過去のこと
そして
③今を生きているか
つまり現時点でモデルとなりうる存在として
生きているかということだ
それは技術的なことなのか
人間的なことなのか
なんでも構わない
つまり現時点で
「この人の話は聴いてみたい!」
「聴く必要がある」
と思われるような存在であるかということ
プルシェンコは
『皇帝』
という印象で
どちらかというと冷徹なイメージがあったが
決してそんなことはなかった
温かいところと
言うべきところは言う
それを兼ね備えた
素晴らしい人格の持ち主に
少なくともテレビの中では見えた
コーチは
今を生きていなければならない
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