新・山の神登場 ~2015年箱根駅伝往路~
2015/01/03
毎年恒例の箱根駅伝。
子供の頃は、父親がなぜ駅伝を見るのか不思議でたまらなかった。
「何が面白いんだろうか・・・」と。
しかし大学に入学して母校が出場していたというのもあり、
今では毎年の箱根駅伝が非常に楽しみだ。
そして今年の往路、山登り。
またニューヒーローが誕生した。
青山学院大学の神野大地選手。
164cm,43kg。
体重が非常に軽い。
「53kgの選手だとしたら、10kgのダンベルを担いで走っているようなもの」
これはたしかに非常に有利だろう。
東洋大の柏原現れ、区間記録を更新した時には、この記録は破られないのではと思った。
しかし今回のことで、記録は破られるものと改めて実感。
1968年メキシコオリンピックでジムハインズ(米国)が人類初の9秒台をマークした時もおそらく、
「この記録は破られないのでは」という憶測があったのではないだろうか。
誰が、9秒58というタイムを出すということを想像しただろうか。
新たな記録が出た場合、思考は大きく2つに分かれる。
「こんな記録は破れない」
「人はこんな記録で走れるんだ」
つまり限界になる人と、可能性になる人に分かれる。
優れたアスリートは、すべてを可能性につなげる。
「人という生き物は、10秒を切ることができる。ならば私にもできるはずだ」
これも一つの相乗効果だろう。
ビジネスにおいても同じような進歩がある。
他の人が創り出した最高のものをさらに自分が最高のものにしていく。
この意識が、人類全体の進化や技術の進歩を生み出してきている。
私自身も、先人が創り出してきた最高を更新できる人間でありたい。
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