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クライアントのステークホルダーを巻き込むコーチング ~チームコーチングで真のチームづくり~

   

毎週日曜日は、PHPチームコーチ養成講座を共に学んだチームコーチの仲間たちと、
チームコーチングに関する文献を読みながら、共に学習している。

今週から新しい本になった。
『Coaching for Leadership(リーダーシップマスター)』(英治出版)

20141130_リーダーシップマスター1_チームコーチング_半谷

著者は全部で9名。
世界中のかなり有名なコーチが名を連ねている。
(なのだそうだが、恥ずかしながら2人しか知らなかった…)

その中で今日のパートは、マーシャルゴールドスミスというコーチ。
主にエグゼクティブコーチングを得意としているようだ。

コーチングに取り組むスタンスは非常に参考になった。

ゴールドスミスさんは、クライアントとの関係づくり(ラポール)はもちろん大切にしているのだが、
同時にクライアントのキーとなる利害関係者(以下キーステークホルダー)との関係づくりにかなりの時間を費やすと書いてあった。
ここで言う利害関係者とは、
部下、上司、同僚、他部署、取引先、顧客など、さまざまな可能性がある。
その中でも特にこの人物はキーパーソンだという人との関係づくりのことを言っている。

そしてそれは私自身の体験においても、非常に理解できる。
クライアントとコーチがただの1対1の関係になると、それ以外の世界は全く見えなくなる。
また、どんなに自らの変化を望み受け入れ、モチベーション高く変革に取り組もうとしていても、
ひとりの力というのは限界がある。
理解を示し共に進む仲間がいることが、変革のスピードを圧倒的に上げる。
したがって、積極的にキーステークホルダーを巻き込んでいく必要があるし、
彼らの世界や彼らから見えている事実を理解する必要がある。

そしてゴールドスミスさんは、キーステークホルダーに以下の4つの協力を求めるとのこと。

1.過去を持ち出さない
過去から学ぶことは重要だが、過去の失敗体験を頻繁に持ち出すことはモチベーションが低下する。

2.皮肉や嫌味や批判をするのではなく、協力し、支える
ブレーキをかけるのではなく、前進のエネルギーを生み出すということ。

3.事実を言う
(この部分は少し解釈が難しかったのだが、私の解釈は、)
思ってもいないようなことを言わないということ。
あるいは隠し事をしないということ。
誠実であること。
心で考えていることと発する言葉が一致・一貫しているということ

4.キーステークホルダーも向上する何かを見出す
一方通行ではなく、双方向で意見交換できるような関係性を築く。
また、一緒に何かに取り組んでいるという意識が、一人一人をより向上/成長させ、
組織全体を活性化させる。
(しかし個人的には、これをやるとなると、
キーステークホルダーひとりひとりともコーチングしなきゃいけないのではないかと思ってしまう…。)

コーチが目の前のクライアントだけではなく、さまざまな利害関係者を意識しながら、
多面的にクライアントの置かれている状況と望ましい未来を見つめていかなければならない。

コーチにとって、ある意味盲目になっているクライアントの視野を広げたり、さまざまな角度からの気づきを与えることが、
重要な仕事のひとつだからだ。
 

 - チームコーチング

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