チームコーチングLBJ

チームコーチングで組織力を強化するLBJ

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質問の工夫が部下のパフォーマンスを変える 〜コーチングで組織マネジメント変革〜

   

コーチング研修で最初の質問は?

今日はコーチング基礎講座の実施。

「今日はなんで来たんですか?」

この手の質問を、どの研修を行うときであっても、
必ずするわけですが…、

同じ質問を受講生に投げかけたとしても、

①「上司の指示で…」
②「コーチングに興味があって…」
③「電車で来ました」

と、答えはさまざま。

これで受講生の状態のひとつの側面がわかる。

その答えは、その人のすべての思いを表しているわけではないんですけどね。

そして、このようにざっくりした質問は、
クライアントの自由度が高く、
好きなことを語れるという点でメリットがある。

コーチングは質問に工夫を加える

さて、上記の質問は、
「今日はなんで来たんですか?」

と訊くと、
いろいろな答えが返ってくる可能性があった。

しかし、質問のしかたによって、
できる答えは変わってくる。

動機・きっかけを話させたい質問

例えば、

「今日はどのようなきっかけで来たんですか?」

と訊くと、

「上司の指示で…」
「パンフレットを見て…」
「友人の勧めで…」

と、上記の①に該当する答えが返ってくる(ことが多い)。

目的を話させたい質問

「今日はどのような目的で来たんですか?」

って訊くと、

「コーチングに興味があって、ちゃんと学びたくて…」
「部下との関係に課題があって、それを解決したくて…」
「これから教育係になるので、その準備のために…」
「子育てに活かしたくて」
「上司に怒られないように…」

と、上記の②に該当する答えが返ってくる。

手段を話させたい質問

「今日はどうやってここまで来たんですか?」

って訊くと

「電車で来ました」
「車で来ました」
「歩いて来ました」

と上記の③に該当する答えが返ってくる。

つまり、質問のしかたによって、
話す事柄は範囲が絞られるわけで、
これは同時に、
良くも悪くも会話をコントロールすることができることを示している。

クライアントの希望を実現する質問の仕方

コーチは、
クライアント(ビジネスであれば主には部下)にとって、
コーチングに求めていることを理解し、
その大きな目的に沿って、
クライアントが話したいこと、
話さなければならないことが、
クライアントの口から語られてくるように、
質問の内容や質をハンドリングしていく必要がある。

決して、コーチの興味や好奇心を満たすために、
質問の流れを創ることが主体になってはならない。

質問の質を変えよう

日頃何気なく投げている自分の質問。

ちょっとした訊き方の違いで、
相手の話やすさが変わるし、
こちらが聴きたいことが聴けるわけです。

「なんでできなかったの?」
「なんでやってないの」

って訊くんじゃなくて、

「できなかった要因としては、どんなことがあると思う?」

って訊いてみると、

(また嫌味を言われる)
(責められる)
という心の会話から防衛的になるクライアントの反応から、

(サポートされている)
(自由に話して良さそうだ)
という、課題に対して前向きな反応に変えることも可能だ。

是非日頃している自分の質問の質に気づき、
工夫のしどころがありそうならば、
少しのことを変えてみるだけで、
部下のパフォーマンスが変わったり、
部下との関係性が変わったり、
する可能性があります。

 - チームコーチング

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