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言語で伝える力 〜ちゃんとコミュニケーション〜

   

言語と非言語

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なんでこの人は、
私に挨拶するときに、こんな不機嫌なんだろうか…。

「自分は嫌われているのかもしれない」
「自分は、ここにいてはいけない人間なのではないか…」

人は、自分の尺度でさまざまなことを判断・解釈する。

表面的に交わされている言葉の何十倍も、
人は頭の中でさまざまな会話をしている。

言葉は言語。
それ以外、
例えば表情、
例えば、口調
これらは非言語。

人は非言語から、さまざまなことを解釈する。

せっかく使える言葉。
もっとやり取りすればいいのに…。

言葉の発信をブロックするたくさんの恐れ

しかし、そんなに簡単にはいかない。
言葉を発するのは、勇気がいることだ。

「これを言ったら、嫌われるのではないか」
「これを言ったら、傷ついてしまうのではないか」
「これを言ったら、評価が下がるのではないか」
「これを言ったら、怒らせてしまうのではないか」
「これを言ったら、言い返されて面倒くさそうだ」
「みんなはきっと、そんな風には思っていない」

そうなるくらいなら、言わないほうがマシ。

起きてもいない未来を想像するのは、実に簡単。
私たちは、実に豊かな想像力、創造力を持っている。

想像できる2種類の未来

私たちは本来、
2種類の未来を想像することができる。

今回の文脈で話をすれば、
「これを発信すれば、こんなに素晴らしい未来が待っている」
という輝かしい未来と、
「これを発信すれば、こんなに大変な未来が待っている」
という暗黒の未来。

人は、過去の体験を基に、未来を想像する。

過去の成功体験が多ければ、輝かしい未来に結びつきやすいし、
過去の失敗体験が多ければ、暗黒の未来に結びつきやすい。

みなさんは、どちらの未来を、
自動的に想像しやすい傾向があるだろうか。

ちなみに私の傾向としては、
暗黒の未来は、自動的に想像されてしまう。
輝かしい未来は、すごく意識的に想像するようにしている。

想像した未来に基づく2種類の決断

人は、想像した未来に基づいて、
2種類の決断をする。

単純だが、
輝かしい未来に基づく決断は、「GO!」
暗黒の未来に基づく決断は、「Stop!」

事実と解釈の違い

知っておかなければならないことは、
「事実」と「解釈」は違うということ。

想像した未来と、実際に起こる未来は、
同じかもしれないし、違うかもしれない。

詳細に至って言えば、
「必ず」違うことが起きる。

そして、
自分がこうだと決めつけている現状や、
自分がこうだと決めつけている周りの人の考えやパーソナリティは、
多くの場合、違っている。

事実とは違う想像が行き交えば行き交うほどに、
互いの信頼は崩れていく。

実際には起きない人間関係の歪が、
必要以上に起きていく。

これが組織であれば、
お互いを疑い、信頼できない状態となる。

言葉の力

というわけで、言葉の登場。

言葉は相互理解を促す。
言葉は、新たな本物の関係を築く。

伝えたい事がちゃんと伝わって、
それで理解できないならば、それはしかたのないこと。
残念だけど。

でももちろん、
伝えたいことがちゃんと伝わっていくように、
自分のコミュニケーション能力を鍛える必要はあるし、
根気よく伝えていく忍耐もまた、必要である。

チームづくりのコミュニケーション

さて、強いチームづくりに携わる人、
つまり、
私のようなコーチや、
その組織における何らかのファシリテーター、
また、組織の立場的なリーダーなどは、
まず、この潜在的なたくさんの会話が、
組織に渦巻いているということを前提として頭においておく必要がある。

その上で、
潜在的な言葉を引き出していく関わりや、
「言っていい」という安全な場作りが必要不可欠となる。

 - チームコーチング

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