チームコーチングLBJ

チームコーチングで組織力を強化するLBJ

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当事者意識を持たせるための3ステップ

   

求められる「当事者意識」

「当事者意識を持て」

なぁんていう言葉をよく耳にする。

組織においては、
上司が部下に「当事者意識を持つこと」を強く求めている。

しかしどうやら、
それが上司が満足するようには、
発揮されないことが多いように見受けられる。

しかし、勘違いしてはいけない。

当事者意識というものは、誰もが持っている。

自分の作業について。
自分のランチについて。
自分の労働時間について。

多くの人は、
「自分のこと」には当事者意識を持っている。

当たり前の話だけれど、重要なこと。

「組織のコト」は「自分のコト」ではなくなるから問題だ。
「隣人のコト」は「自分のコト」ではなくなる。

当事者意識を持たせる上で大切なことは、その範囲。

どの範囲のことを「当事者意識」としてほしいのか。

それを示し、伝える必要があるし、
わかってもらう必要があるし、納得してもらう必要がある。

人の関心の範囲

人というものは、
その人なりの、

「興味」「関心」「好奇心」

というものを持っている。

自分の関心事の中に入らないことに、
当事者意識を持つことは不可能と言っていい。

当事者意識を膨らめる関わり方 3ステップ

責任の明確化

どの範囲に興味関心を向け、
どの範囲で責任を取ってほしいのか。
どういう役割を担ってほしいのか。

また、
本人の責任は何で、それを付与する側の責任はどこなのか。

まずはこれらを明らかにする必要がある。

権限の付与

その人は、どの範囲で、
自分の意見が言えたり、
意思決定ができたりするのか。

これを明らかにすること。

ビジョンとのつながり

シンプルに言えば、
その責任をまっとうすることによって、
どんないいことがあるのかを明確にすること。

どんな成長があり、
どんな成果があり、
本人に対しては、どのようなものがあり、
組織全体にとってはどんないいことがあるのか。

そういったことを、明確にすることだ。

本人が当事者意識を持って取り組むことの理由を強化すること。

これにより、
実際に行動するときのモチベーションになるし、
継続して行動することが可能となる。

当事者の反対は傍観者

当事者の反対語は傍観者。

傍観者というのは、

黙っている。
他人事。
人任せ。
無責任。
無関心。
抵抗。
反発。
自己中心的。
不平不満を持っているが意見は言わない。
影で文句を言う。
逃避。
すり抜け。
依存的。
指示待ち。
受け身。
自分は自分。

といった状態である。

成長と成功が待っている

当事者意識の範囲を拡げることはリスクだ。

失敗するリスクが大きくなる。
取らなければならないペナルティ的な責任が大きくなる。

しかし、成功していく人というのは、
進んでより大きな責任を引き受けていく。

もちろん、
本人が勝手に引き受けて、勝手に責任を取ってくれるのならば、
こんなにも簡単なことはない。

当事者意識を持たせるためには、
上司としてサポートできることがあるということ。

「当事者意識を持ちなさい」

と通り一辺倒のセリフでは、
当事者意識を持つことは非常に困難な世の中だ。

 - チームコーチング

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