チームコーチングLBJ

チームコーチングで組織力を強化するLBJ

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思い込みのパワーが組織を変革する

   

情熱大陸
とか
スーパープレゼンテーション
とか
プロフェッショナル
カンブリア宮殿
ガイアの夜明け

撮りためたビデオがたくさんある。

全部見ることが不可能に近いので、
タイトルだけでピンときたものを、
ピックアップして観るのだが、
今回気になったのは、カンブリア宮殿。

1月12日に放送されたもの。
タイトルは
「元ブラック労働から大変身!従業員を大切にする奇跡の会社」

ブラック企業にはびこる思い込み

深夜まで残業をしなければならない。
評価されるのは、たくさん働いた人だ。
成果を出すことよりも長く働くことが大事だ。
先輩が働いているのに、後輩が帰ってはいけない。
代休は取ってはいけない。
体調が悪くても仕事には出てくるべきだ。
朝方まで働くのは普通のことだ。
会社に寝泊まりすることはどこの会社もやっていることだ。
接待はとことん付き合うべきだ。

と、こんな感じだろうか。

組織ぐるみの思い込みは、
そこで働く人たちの脳を支配する。

いる環境によって、
「当たり前」が醸成されていく。

組織を左右するトップの思い込み

水は上流から下流に流れる。
自然の定理であり、
組織においても同じことが言える。

いくら下流の水質を変えようとしてても、
上流の水が濁っていれば、下流の水はその色に染まる。

したがって、組織のトップがどのような思い込みによって動いているかは、
組織の文化を醸成する上で、非常に重要なことであり影響を与える。

SCSK中井戸相談役の思い込み

中井戸さんという現在は相談役が、
ブラック企業といえる状態であった会社に奇跡の変化をもたらした仕掛け人。

彼はもともと商社マン。
新人研修が終わって、すぐに1週間の有給休暇を取ったり、
接待には行っても1次会まで。
上司や周りの風当たりに対しても、
自分の考え方ややり方を貫いたということであった。

その代わり、後ろ指さされないように、やることやって結果も出していた。

そんな彼にとって、大きな転機となったのが、ドイツへの赴任。
日本では、当たり前に残業している時間を、
ヨーロッパの人たちは家族と過ごす。

その後のNY赴任でも、
仕事をしっかりやりながら、ゆとりのある生活をおくるアメリカ人に、
やはり日本人との違いを感じた。

「働き方の改革は日本でもやれる」という思い込み

人はどういう思い込みを持つかによって、行動が変わる。

残業100時間を越えるスタッフがいる中で、
働き方を変えるプロジェクトを動かしていく。

プロジェクトチームの中には、残業が180時間を越えるスタッフもいた。

当然ながら、長時間労働が「当たり前」の社員からすれば、
「残業を減らすなんて無理に決まってる」
これが強烈な思い込みであり、多くの人が共有するものでもある。

絶対にやれるはず

中井戸さんが強烈に持っていた思い込みは、

「社員が健康であれば、生産性は上がり、素晴らしいアイデアが出てくるはず。
そうすれば、会社の利益はかならず上がるはず」

これが強い信念であった。
変革の柱であったといってもいいのではないだろうか。

一方で経営者としての覚悟も必要。
仕掛けはしていく。
しかし、自分の在任中には思うような成果は出ないかもしれない。
でもやらなければならないことだ。

変革には痛みも伴う。

自分の信じたことを貫くためにも、ここに腹を括った。

結果はてきめん。
残業時間は右肩下がりに減っていく一方で、
利益は毎年増益を繰り返していた。

トップの強い「思い込み」のちからが、
企業を奇跡の変革に導いた。

トップの信念がどうしようもなく組織をつくる

改めて…、
トップがどのような思い込み、つまり信念を持っているかは重要だ。

みなさんの会社のトップは、どのようなことを信じて会社を運営しているのだろうか。
社員を豊かに導くような思い込みの持ち主だろうか。

それとも、
惰性やあきらめの中にいるような感じだろうか。

メンバーの意識で会社を変えていくのは限界がある。
もちろん、そのための仕組みやプロセスをつくり、
エネルギーを結集すればできないことはない。

しかし、どうしようもなく、水は上流から流れる。

手っ取り早く、組織のトップが、
新しい思い込みに腹を括ってみてはいかがだろうか。

 - チームコーチング, リーダーシップ

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