チームコーチングLBJ

チームコーチングで組織力を強化するLBJ

*

無意識で行われるコミュニケーション

   

慣れ親しんでいるコミュニケーション

私たちは日頃、当たり前にコミュニケーションをしている。
母国語を使ってのコミュニケーションは、
成人であればほとんど意識せずに、
話をしたり、話を聴いたりする。

私たちは、個人差はあるものの、
3歳位から言葉を使い始めて、
何十年間とコミュニケーションしている。

何千回、何万回と繰り返してきたコミュニケーションが、
自分のコミュニケーションになっているわけだ。

コミュニケーションは殆どが無意識

それゆえに、私たちは日頃のコミュニケーションを、
それほど意識することがない。

自分がどのように話をしているのか。
自分がどのように聴いているのか。

子供の頃からさまざまな人とのやり取りを経て、
現在のコミュニケーションスタイルが出来上がっている。

私たちが二足歩行をするように、
私たちが自分の名前を慣れ親しんだ書き順で書くように、
コミュニケーションもごくごく自然に無意識にやっている。

無意識は95%

意識というのは、自分がやっているとわかっていること。
無意識というのは、自分が自動的に、いつの間にか、やっていること。

人はこの2つを使いこなしながら生きているが、
どうやら無意識でやっていることが非常に多いらしい。

よく95%という数字が出てくる。
これは日常的に無意識を使っている割合だ。

年齢などにもよるし、個人差もあるし、
最近では意識は1%もないのではないかという研究もある。

そのくらい、無意識が占める割合は大きい。

つまり、
自分がどのようにやっているのか、気づいていないことが95%以上あるということ。

おかげで私たちは、
スムーズに日常生活を送ることができる。

一度にたくさんのタスクをこなすこともできる。

新聞を読みながらトーストを食べたりとか、
歌を歌いながら車を運転したりとか、
好ましくはないが、スマホをいじりながら道を歩いたりもできる。

私たちは意識して物事を学習することを通じて、
無意識でたくさんの物事を動かせるようにしていく。

そしてそれは、コミュニケーションも同じ。

自分のコミュニケーションパターン

自分はどのようなコミュニケーションのパターンを持っているだろうか。

例えば聴き方。

たくさん頷いて、目を観ながら人の話を聴くのか。
無表情無反応で話を聴くのか。
他のことを考えながら人の話を聴くのか。
パソコンを打ちながら人の話を聴くのか。
腕組みをしているのか。
姿勢は、上司ならピシッとして、部下ならふんぞり返っているのだろうか。

こういったひとつひとつの事柄が、
すべて無意識だ。
そうしようと思ってやっているわけではない。
「こういうときはこういう反応」って体が憶えている。

そのコミュニケーションパターンはうまくいっていますか

無意識であるがゆえに、まずは自分がどのようにしているのかに気づかない。
そして当然ながら、それがどのような影響を与えているのかにも気づかない。

もしビデオで撮影したとしたら、
自分のコミュニケーションパターンに愕然とする人はたくさんいるだろう。

まずは気づくことが大事。
そしてうまくいっていないのだとしたら、
勇気をもって、忍耐をもって、それを変えていくことが重要だ。

コミュニケーションは潤滑油

特にビジネスシーンにおいては、
コミュニケーションを欠かすことができない。

これをうまくやっていくことは、
多くの人や組織にとっての重要な関心事だ。

そして、毎日のことである。

存在するだけでコミュニケーション

人はその場に存在するだけでコミュニケーションをしている。

多くの人は勘違いしている。
言葉を発しない限り、コミュニケーションは起こっていないと。

しかし、その場に存在するあなたから、
人はさまざまな印象を受け取る。

表情、姿勢、態度、服装、髪型、雰囲気など。

人が何かを受け取ってしまったら、
その時点でコミュニケーションがスタートである。

存在するだけでコミュニケーションが起こる。

コミュニケーションで素晴らしい影響を!

存在するだけでコミュニケーションが起こる。

だとすれば、
このことを自覚した上で、
どうせ与えるならいい影響を与えましょうということ。

自分のコミュニケーションのパターンに気づき、
よりよい影響を与えていくために変化させられることはなんだろうか。

この問いを自分に持っているだけで、
気づきが生まれ、場合によっては劇的な変化をもたらす。

例えば、
まったくうなずかずに目も合わせずに話を聴いていた人が、
ブンブン首を振って、アイコンタクトを適度に取ったとしたら、
その印象は雲泥の差である。

まずは挨拶から

そして、もっとも簡単でありふれたコミュニケーションは挨拶だろう。
みなさんはどのような挨拶をしているだろうか?

元気に目を合わせて挨拶をしているだろうか。
それとも、挨拶を返すことすらしていないだろうか。

挨拶こそ、無意識の極み。
そして、違いを感じることができる、わかりやすいコミュニケーション。

さあ、みなさんは日頃、どのような挨拶をしているでしょうか。
表情、姿勢、声の大きさやトーン、言葉の内容など、
何を変えたら、よりよい挨拶として、より素敵な影響を与えることができますか?

20161106_teamcoaching_communication_greeting_lbj_tomonarihangaiphoto credit: duncan Hello via photopin (license)

 - チームコーチング

  関連記事

コーチングのいろは ~ゴール(目標)を明確にするSMARTモデル③~

目標設定のためのものさし、SMARTモデル。 残すところあと2つ。 Releva …

質問の工夫が部下のパフォーマンスを変える 〜コーチングで組織マネジメント変革〜

コーチング研修で最初の質問は? 今日はコーチング基礎講座の実施。 「今日はなんで …

教育現場にチームコーチングを〜常葉大学での取り組み〜①

常葉大学特別授業〜チームコーチング〜 昨日は、静岡県静岡市にある、常葉大学瀬名キ …

no image
理解をつくる粘り強い対話②

さて昨日の続き。(昨日の記事はこちら) 受け取られたものがコミュニケーション コ …

no image
効果的な能力開発

4歳の長男が骨折したといっても肘のあたりのひびだが…すべり台の階段で …

年間目標設定の効果的なカテゴリ分け

目標を立てる切り口 目標の切り口はいろいろある。 目標設定のフレームワークだ。 …

成果をつくるための鉄則サイクル

戦略にはまる多くの人々 目標達成にしても、 問題解決にしても、 人はあまりにも「 …

私の質問に答えなさい!

「私の質問に答えなさい!」 あるいは 「質問の答えになっとらん!」 こうやって言 …

no image
理解をつくる粘り強い対話①

「どうやればうまくいきますか?」 「どうやったらこんな上司とのコミュニケーション …

リスニングとアサーティブの講座@尾張旭

昨日今日と2日間、 リスニングとアサーティブの研修をやってまいりました。 聴くと …