チームコーチングLBJ

チームコーチングで組織力を強化するLBJ

*

価値観の統合① 〜チームコーチング事例 阿部フォトグラフィー1-7〜

   

組織の中の組織

「会社」という単位は、
組織におけるひとつの大きな枠組みと言える。

大きな企業やホールディングスなどは、
会社の傘下に会社があるなどして、
それ自体がかなり大きな塊となる。

会社という組織の中には、
大小のさまざまな組織があるし、
プロジェクトチームなど、
一定期間縦割りの組織を越えて、
組織を形成する場合もある。

当然ながら、
下位に属する形の組織は、
上位の組織で掲げている組織の方向性と一致している必要がある。

その中で、
その組織ゆえの存在意義や役割があったり、
そこからその組織ゆえの目標を決めたりしなければならない。

価値観の共有

組織は大切にする価値観を共有していたほうがいい。

例えば、ディズニーランドのパーク運営は、
SCSE
というものを、
すべてのキャストが大切にしている。
※オリエンタルランドは「行動規準」として提示している。

全社員の行動のものさしになるものである。

個人の価値観

阿部フォトグラフィーにおいて、
まずやったことは、
個人の価値観をわかちあうことだ。

「何を大切に仕事をしているのか」
「何を信念として仕事をしているか」
「写真館で仕事をする上で、何を大切にすべきか」
「これだけは譲れないということは?」

など、
それぞれの価値観が明らかになっていくような質問を投げる。
こういったことは、日頃無意識でいることだが、
体が勝手に動いていることでもある。

こういった問いかけの前に出ると、
日頃あまり意識していないことが明らかになっていく。

それぞれが、
「私ってこういうことを大切に仕事しているんだ」
という発見をするし、
本人も明確に認識していないものを、
周りの仲間がわかっているわけがない。

それぞれが、
「私って仕事においてこういうことを大切にしている」
あるいは
「こういうことを大切にしたい/すべきっておもっている」

ということをわかちあうと、
「それって確かにそうだ」
とか
「言われてみると、それを大切にしてることがわかる」
って言われたりする。

このプロセスは、
自分の理解と、
メンバー同士の理解に、
非常に役立つ。

「これが大事だ!」
とおもっているものには、

・意外性
・共感
・発見
・親近感/身近さ
・理解できたことへの喜び

を呼び起こす力がある。

もともと同じ組織で同じ職業で働いている仲間である。
共通するものはたくさんある。

しかし表に出ていない。
出す機会がないので当たり前であるが…。

共有した瞬間に、
理解が生まれ、
喜びが生まれ、
共感が生まれる。

これが、価値観を統合していくひとつのプロセスとして、
あるいは、集団をチームに変容させていくプロセスとして、
非常に有効な手段のひとつだ。

20160912_%e4%be%a1%e5%80%a4%e8%a6%b3_value_%e9%98%bf%e9%83%a8%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%88%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%bc_%e3%83%81%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%b3photo credit: Discovering more everyday. via photopin (license)

 - チームコーチング, チームコーチング事例

  関連記事

no image
『私はこう思う』を育てよう ~チームへのコーチングの挑戦~

今日の日経新聞 一面の春秋にインドと日本の試験に関する文化の違いを伝える記事が掲 …

no image
竹は節目をつけて上へ伸びる

私の大事な友人が福岡に転勤となった 近くにいると思っていたやつが突然遠くに行って …

「なんだそんなこと」 人にパワーを与えるリフレーミングの力 ~チームコーチングで真のチームづくりを!~

私の息子は目下、自転車の練習中。若干5歳。 すでに補助輪を外して3か月ほどになる …

no image
組織の目標に主体性をもたせる4つのポイントvol.2 〜コーチングの力〜

というわけで、前回ブログからの続き。 コーチングによって主体性を強めていく 主体 …

“チーム”の適正人数

チームは少人数であること。 ピーターホーキンス著、田近秀敏監訳『チームコーチング …

コーチングで目標を達成させる3つのポイント③ ~エコロジーチェック~

コーチングにおけるエコロジーチェック エコロジー(ecology)「1.生態(系 …

日大アメフトタックル問題で日大学生は就職のピンチなのか?

日本大学アメフト部のタックル問題 日大アメフトのタックル問題が世間を騒がせている …

感動のコーチング

感動のコーチング 数か月前から、 コーチングの大先輩の紹介で、 私自身もコーチン …

no image
ザックジャパンに見るチームづくりの主要素&プロセス ~チームへのコーチングの挑戦~

日本vsベルギー試合の結果は3対2 FIFAランク8位の強豪に対し素晴らしい勝利 …

強いチームのメンバーはビジョンを観る

チームの方向性 以前もブログでお伝えしたとおり、 組織というのは、人を集めただけ …