チームコーチングLBJ

チームコーチングで組織力を強化するLBJ

*

成果をつくる組織のトップは信頼を育てる 〜チームコーチング〜

   

組織は当然ながら個人とは違って、
自分の考えだけで物事を進めていくことができない。

組織として望むべき方向へ行くために、
個人は何ができるかということを考える必要がある。

従って、それぞれがどのような役割・責任を担っていくのかを、
明確にする必要がある。

肩書にひれ伏すメンバーはまれである

それにしても、
あるポストについただけで、
メンバーは自分に従うものだと勘違いしている、
組織のトップはあまりにも多いように見受けられる。

印籠を振りかざせば、
部下は言うことを聞いて、
自分の望み通りに動いてくれる、
そんなにうまく行ったら、
たくさんの管理職は苦労しないで済む。

「自発的に動くメンバーを育てたい」
たくさんの組織のトップは、
社長も含めてほとんどの人が望んでいることだ。

メンバーが自発的に動くための要素はいろいろあるのだが、
そのうちのひとつとして重要な要素は、
組織や組織長に対する信頼だ。

20160905_trust_teamcoaching_LBJ半谷photo credit: Broken Love and Trust via photopin (license)

信頼をつくる7つのポイント

信頼をつくるためのポイントとして、
7つの要素をまとめてみた。

カリスマー圧倒的成果
専門性
魅力的なビジョン
説明責任
有言実行/言行一致
対話・理解
人柄

カリスマー圧倒的成果

ここまでのプロセスにおいて、
有無をいわさず実績・成果を創ってきている人に対し、
人は信頼を寄せる。

結果はわかりやすい。
その結果がカリスマとなる。

創業者などは、
まさにそれだけでカリスマとなりうるだろう。

逆に、
その後継者は、
これがあると勘違いしやすいものだ。

ないカリスマで組織をぐいぐい引っ張ろうとして、
メンバーとの余計な歪を生むことがある。

専門性

その組織に関連する何らかの知識や技術に関して、
突出したものを持っている時に、
信頼が向けられる。

「このことならば、この人に聴けばいい」
という事柄だ。

魅力的なビジョン

どこに向かっているのかが魅力的であればあるほどに、
部下はついて行きたくなる。

説明責任

どこに行こうとしているのか、
何をしようとしているのか。
メンバーは全体像や方向性を理解したいもの。

しかし、組織のトップとして、
この説明が面倒くさい。

そもそも自分の頭の中にあることを、
言葉として表現することが一苦労であるし、
また、それに対して抵抗が想像できる場合はなおさらだ。

また、組織のトップは、
その組織の誰よりも、
組織の成功や望まれる成果に対して、
貪欲に取り組み、頭を悩ませているもの。

だから、方針の転換なんて日常茶飯事。
朝令暮改なんてことは、
状況によっては日常茶飯事かもしれない。

右向け右でメンバーがついてくれば問題ない。
カリスマリーダーが圧倒的権力で組織を牽引するような組織は存在する。

しかし、それは稀だ。
だからこそ、きちんと説明しなければならない。

有言実行/言行一致

これは言うまでもない。

「言ってやる」

「言ったことやる」

これだけ。

これはわかりやすく信頼を築くし、信頼を失う。

対話・理解

自分の考えを聴き、理解を示してくれる相手に対して、
人は信頼を置く。

「わかってほしい」

これは多くの人の潜在的な願いだ。

一方的に何かを伝えるのではなく、
自分の意見を聴いてくれる人に対して、
人は信頼を寄せる。

人柄

これは説明するのが難しい。
何が良くて何が悪いというものでもないから。
ただ、人はその人柄にとても惹かれるものがあるし、
その人柄に信頼を寄せる。

一朝一夕で創れるものではないが、
これは一生をかけて自分の人柄を創り上げていくものでもあろう。

何があって何がないのか

上記7つのポイントは、
すべてなければならないものではない。

積み上げ式で、
結果的にその組織を牽引していくために必要なレベルに達すればいい。

カリスマだけでいけちゃう場合もあれば、
すべての合わせ技で獲得していかなければならないものもあるだろう。

自分は今、メンバーから必要な信頼を得ているのかいないのか。

いずれにしても自分の現在地を知っておくといい。
自分は何が得意で、
少なくとも今は何があって、
何はないのか。

得意なものだけで信頼をつくるのは難しい

組織長としては、得意なものでやりたがる。
しかしそれだけで、メンバー(部下)の信頼を十分にすることは難しい。
部下はいろいろ観ている。

あるものはさらに伸ばせばいい。
ないものはメンバーが求めている順に補足していけばいい。

上記で書いたポイントは、
カリスマ以外はやれば出来るものだから。

是非しっかりと信頼関係をつくり、
自分の意思があっという間に浸透するような組織を、
築いていきましょう。

 - チームコーチング

  関連記事

チームコーチング体験談 ~小林創建常務インタビュー~

小林創建の復活劇は、この握手から始まった。 が社長と常務が私の目の前で堅い握手を …

組織におけるトップのリーダーシップ

慣れ親しんだマクドナルド ここ数日、マクドナルドがニュースをにぎわしている。 ど …

no image
エンロール(人を巻き込むリーダーシップ) ~チームへのコーチングの挑戦~

エンロールという言葉に出会ったのは28歳のときだった enroll もちろん文脈 …

no image
主体的に生きるということは…。

主体的にいきるということはどういうことか? それは、さまざまな事柄に目的を持って …

no image
粋な図らい ~マインツ武藤に用意されたカーテンコール~

私はスポーツが好きだ。 昔はやるのも観るのも好きだったけど、 今はほとんど観るだ …

no image
大胆さと慎重さ ~チームへのコーチングの挑戦~

2日前に扁桃腺除去の手術をして今日は手術から3日目 昨日はかなり体調もよく流動食 …

no image
人間万事塞翁が馬 ~チームへのコーチング(プロセスとコンテキストから動かす)~

人間万事塞翁が馬↓この言葉の意味はこちらへ人間万事塞翁が馬 馬がいなくなると悲し …

イノベーションに必要なトランジションへの備え3つのポイント

トランジションに必要な3つのこと トランジションについては、 昨日のブログで書い …

藤沢秀行氏 囲碁の神様の生き様からイノベーションを学ぶ

成功の偉人史 ~日本が世界に誇る30人(日本テレビ)~ 昨日何気なく観ていたテレ …

自分の会話を変える ~チームコーチング事前INT~

アトラス設計 次世代メンバーチームコーチング 本日は、アトラス設計にて、チームコ …