チームコーチングLBJ

チームコーチングで組織力を強化するLBJ

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チームコーチング事例 〜阿部フォトグラフィー1-3〜

   

チームコーチングの始まりの前に…

さて、事前インタビューを終えて、いよいよチームコーチングがスタートする。

が、その前に、
チームコーチは限られたチームだけのサポートをすればいいわけではなく、
会社全体がどのようになっているのか。
チームコーチングを行うメンバーの部下たちはどんな様子なのか。
会社の業績はどうか。
取引先や協力会社はどのような会社があって、どんな関係なのか。
など。

状況や会社側の制限によって、立ち入れる場所や場面はさまざまだが、
状況が許す限りさまざまな視点、視野で、
チームコーチングに関わる組織の周りを見渡す。

阿部写真館は徳島の写真館なので、
滞在時間が限られていた。

大抵の場合は、2泊3日という日程。

会社の全体会議

当時の阿部フォトグラフィーは、
毎月一度、一日をかけて写真の全体会議を行っていた。

最初の数時間は、全員で会議。
その後、担当に分かれて会議。

写真館の部門の分け方はさまざまだが、
当時は、営業、ブライダル、制作という形に分かれていた気がする。

全体会議は会社の全体像を知るいい機会になると思い、
相談の上、全体会議に入れてもらうことにした。

会議のファシリテーションも、ゆくゆくは私がすることを見越していた。

平坦な会議

阿部フォトグラフィーのスタッフは、
しっかり挨拶もするし、笑顔も素敵だし、
社員全体でいい雰囲気を創っている。
これが、はじめに店に入った時の印象です。

しかし、会議の様子はちょっと違う。
無気力、無関心。
普段の様子とはあまりにも違う暗い感じで進んでいる。

会議はある有名なすごい仕組みを使って行われていた。
仕組み自体は有効なものだと思うし、私も参考にしている。
しかし、仕組みが優れていたとしても、それをどのように使っているかによって、
機能する場合もあれば、機能しない場合もある。

最初は新鮮に受け入れた仕組みも、
半年も経てば慣れてマンネリになるし、自動的になる。
やり方も、少しずつ自己流を交え、
ある意味、(特に力のあるものにとって)都合のいいように形を変える。

というわけで、私から見ると、
その会議の素晴らしい仕組みが創り出したい本来のパフォーマンスは、
ほとんど、あるいはまったく機能していないように見えた。

「では、この1ヶ月うまくいっていることをあげてみましょう」
付箋に書いて発表していくのだが、

「これこれこうでした〜」
「はいつぎ」
「あれがああでああでした〜」
「はいつぎ」
「それがどうでどうでした〜」
「はいつぎ」

とこんな具合で2周ほどする。

発表する方も、受け取る方も、
魂も感情もまったくこもっていない。

まあ、ひとつの側面はこんな感じだったわけです。
そして、会議の様子も、よくありがちですが、
最終的には成果をつくることができていない、
立場の弱いスタッフが、
責められた感覚を持って会議が終わっていく。

とまあ、こんな感じだったわけです。

会議への魂入れ

というわけで、少なくとも私から見ると無気力に見えるこの会議に、
魂を入れていくことは、ひとつの課題として見えました。

会議に参加して、わかっていることを話して、
時間が過ぎれば、いつもどおり意思決定者が決定を下し、
何が決まったのかわからない状態で会議が終わっていく。

そうではなくて、全員が仕事をしているときのように活き活きと、
意味のある会議を行っていけるようなサポートが必要と感じたわけでした。

20160826_阿部フォトグラフィー1-3_チームコーチング_LBJ半谷photo credit: L-15-12-09-F-0085 via photopin (license)

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