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観察の視点 〜コーチングの有用性〜

   

20160808_コーチングの視点_チームコーチング_LBJ半谷photo credit: Baseball via photopin (license)

キャッチャーの視点

今日は息子の野球練習日。

ついこの間、40歳になったおじさんは、
昔ちょっとだけ野球をかじっていたことがあるので、
言うことをきかない体にムチを打って、
小学校1年生なのに熱心に野球に通う息子のチームの、
お手伝いをさせていただいている。

球ひろいとか、球ひろいなど…。

今日はボールを投げる小学校3年生の女の子の、
投げ方についてトレーニング。

私ではなく、監督と呼ばれる人が、
熱心に練習法を考えて、それをやらせるわけだ。

私はそのボールをただ受ける役割。

観察の視点

この場合、この女の子がより良くなっていくために、
観察をして、フィードバックを与えていく。

つまり、いい点と改善点について気づく必要があり、
それを的確に指摘して、
どのようにやればいいのかを理解できるように伝える必要がある。

そしてこの場合の観察の視点は3つ。

自分自身(投げる人)
キャッチャー(受ける人)
監督・コーチ(観察者)

自分自身

まずは本人。
投げている自分だからこそ、気づくことがある。
見えるもの、聞こえること、そして自分自身の感覚。

さまざまな感覚を通じて、
自分の投球に関するさまざまな情報をキャッチすることができる。

キャッチャー(受ける人)

そして相手役。
実際に当事者として相手が投げるボールを受け取っているからこそ、
見えることがある。

投げ方。
ボールのスピード。
ボールの回転。
そしてボールが収まる時の音や手の感覚。

監督・コーチ

つまり当事者でない第3者。
観察に専念できる人であるし、
さまざまな角度から観察することができる人だ。

ピッチャーもキャッチャーも、
自分の場所を変えることはできないが、
第3者は、
正面から、
横から、
後ろから、
斜めから、
場合によっては上から、
など、さまざまな視点から観察することができる。

観察対象にはさまざまな視点からのフィードバックが必要

今日の私は、いわゆる「キャッチャー」であったわけだが、
観察できるポイントはどうしても限りがある。

なぜなら、
ボールがリリースされるまではなんとか観察できるが、
リリースされてからはボールを取ることに集中する。

したがって、観察できることとフィードバックできることに、限りが出る。

そして、角度も、正面からしか見ることができない。
何かの役割があるということは、その視点にとらわれるということでもある。

したがって、指摘やフィードバックに偏りが生まれる。

その点、コーチ、つまり第3者は、
観察対象者に集中することができるし、
視点も動かすことができる。

レベルアップにはコーチの力が不可欠

今回は野球の例を上げたが、
ビジネスの世界でもコーチングは役に立つツールとして注目されている。
その組織の中では何の利害関係ももたず、
役割を担っていない外部のコーチというのは、
より中立な観点からその組織を見つめるのに役に立つ。

スポーツの世界でも、一流の選手はかならずコーチをつけている。
思いは共にありながら、
客観的にプレーヤーを見ることができる存在だ。

内部コーチを育てることも重要だが、
時には外部の目を組織に入れることは、
日頃気づくことができない重要な情報を手にして、
成長や成果に角度をつけていくための、
一つの有意義な方法だ。

 - チームコーチング

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