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ついついやりがちな「いいからやれ!」では心が動かない

   

子育て奮闘中

我が家では6歳と3歳の子育て中。
「いいからやれ!」
の場面は山ほどやってくるし、
反応的にどうしても言ってしまう。

「野菜も食べなさい」
「歯を磨け」
「風呂に入れ」
「テレビを消せ」
「早く寝ろ」
「早く起きろ」
・・・

挙げればキリがない。

最近の流行りは、
「野菜を食べなさい」
「味噌汁飲みなさい」

「野菜食べないとおやつ抜きだな…」
「歯を磨かないとムシバイキンがやってくるぞ〜」

と、脅してみたりするわけだ。

20160509_チームコーチング_指示命令では人は動かない_LBJ半谷知也photo credit: 160317-F-AD344-016 via photopin (license)

ビジネスでも山ほど

「とにかくやれ」
「いいからやれ」
「まず動け」
「文句はやってから言え」
「やればわかる」

こんな風に先輩や上司から言われて、
いやいや動く、やむを得ず動く、
本意では無いけど、とりあえず動く。

こんな場面はたくさん見かけるし想像できる。

脅しなんてかけなくても、上下関係で勝手に掛かる。
命令に従わなければどうなるかというのは、
一般的には容易に想像できるわけだ。

「いいからやれ」の背景は

「言っても無駄」
「どうせわからない」
「めんどうくさい」
「過去に伝えた」
「時間がない」
「ちゃんと伝えると時間がかかる」
「突っ込まれると都合が悪い」

など、いろいろな理由がある。

中核にある理由や背景は、
その命令する人に力がないのである。

しっかりと物事を見せる力、
部下や後輩を自発的に動かす力。

この力の欠如であり、もっと言えば、
言葉を通じてビジョンを示す力、
そのビジョンに惹きつける力、
これらの欠如である。

「いいからやれ」の結末は?

そうやって動いた結果、
「やればわかる」って言ってましたけど、
本当に分かりましたしたくさんの気づきがありました。

本当に言ってくれてありがとうございました!

ってなる場合もあるだろう。

でも本質的な気付きや動きが生まれるケースはそんなに多くはないのでは。

たいてい底には不満が生まれたり、不信が生まれたり、
そのやらされた事柄を嫌いになってしまったり苦手になったり。

本質的に動くにはモチベーションが不可欠

前述のとおり、人が動くにはビジョンが必要であり、
人は魅力的なビジョンに惹きつけられ、行動につながっていく。

つまり魅力的な目的が必要なわけだ。

立場を守るために。
給料を守るために。
この職場で干されないために。

これもモチベーションになるのだが、かなり窮屈な動機づけだ。
人はもっと自由な目的のもと、動きたいものである。

人を喜ばすこと。
より大きな達成感や充実感。
大きな仕事をやり遂げての報酬。

それを見せて、どこに惹きつけていくかは、
伝える人の腕の見せどころ。

息子は動いた!

「野菜も食べなさい。病気になっちゃうぞ〜」

いやいや野菜を食べる息子たち。
3歳の息子は時々吐き出す。
それを叱りつける。
こんなサイクル。

このサイクルを創り出しているのは自分の関わり。
であるとすれば、自分の関わりを柔軟に変える必要がある。

どうすれば、息子は自らすすんで野菜を食べるようになるのか。

「ねえ、どうしてお父さんとお母さんが野菜を食べなさいって言っているかわかる?」

すると6歳の息子が

「大きくなるため…」

「なるほどね。大きくなるにはお肉とかお魚とか卵とかを食べるといいよ」
「お野菜はなんでかなー」

「うーん、わからない」

「お野菜はね、体を元気にしてくれたりきれいにしてくれたりするんだよ。
元気に学校に行けたり、いっぱい遊べたりするためにお野菜は大事なの」

・・・

とまあ、こんなやりとりがあったのち、
2人の息子はむしゃむしゃと野菜を食べ始めて完食!

意味を伝えると、子供はちゃんと理解して自ら動くということの一つの証明だ。

(まあ、いつもうまくいくわけではないですけどね…)

関係性よりも対話で人を動かす

説明することを人は避ける。
理由は前述したとおり。
何より面倒くさいものだ。

うまく伝わらないし、伝えても誤解があったりするし、
伝えたように人は動かないし。

だからどうしても人は人を動かすときに関係性を安易に利用する。

しかし、関係性で動かした人の心は動いていない。

だからこそ、そのやることの魅力的な意味や目的をまずは自分が見出し、
その見出した意味を人に伝わるまで伝えていく必要がある。

もちろん根気のいることである。

しかしそうして育てた人は、自分で考え自分で動くようになる。

是非根気よく説明を。
それが人を動かすものの重要な責任のひとつだ。

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