チームコーチングLBJ

チームコーチングで組織力を強化するLBJ

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関わりの土台を築く 〜マネジメントのコツ〜

   

「きびしく関わるぞ」

本田圭佑が帰ってきた。
24日に行われるアフガニスタン戦に向けて、
日本代表の合宿に合流。

スポーツニュースを見ていると、
本田圭佑と香川真司がハリルホジッチ監督に呼ばれ、
何やら話している光景が報道された。

その後本田がインタビューに応える。

「僕や真司にも厳しくいくということでした」
「そう言ってくれるとありがたい」

マネジャーの方針

組織のベクトルを示していくということは非常に重要なこと。
これにより、組織の枠組みができる。

組織のベクトルとは、
組織としてのビジョンであり、目標であり、価値観や信念。
基本的な戦略や戦術。

その枠組みに賛同できなかったり、入れなかったりするものは、
その組織にいることができなくなる。

メンバーはその方針に考え方を合わせていったり、
必要な能力を高めていく努力が必要となるわけだ。

もちろん…、
メンバーがその方針に影響を与えることができることもある。

個性に合わせた個別のフォロー

佐々木則夫監督が退任した。
赴任するときに、当時キャプテンであった澤穂希を呼び出し、
目標を明確に握っている。

組織のキーマンになる人間とのパートナーシップを、
つまり信頼関係を、しっかり築いていくための布石であった。

今回の本田のケースは、澤のケースとは少し異なるが、
個別にコミュニケーションをとっているということに注目したい。

人には個性がある。
経験や能力も違う。
もちろん実績も。

それゆえ、選手がそれぞれの力を発揮するためには、
関わり方を変えていかなければならないところがある。

マネジャーが陥るところ

多くのマネジャーや指導者がやりがちなことは、
自分の方針を示して、あとはやりたいようにやる。

つまり独裁的に関わること。

「伝えたからいいでしょ」
と言わんばかりに、雑に関わる。

ひどいときは、方針さえ伝えられない。
伝えても伝わっていなければ、
伝えていないのと同じである。

関わりのベースができていないのだ。
それに気づかぬまま関わっていくので、
組織の中に信頼関係が生まれていかない。

グローブをはめさせる

今回は、
本田や香川にグローブをはめさせている。

「こうやって関わるからな」
という、本人に対する関わり方を明確にしている。

そうすると、
マネジャーにも選手にも心の準備ができる。

突然厳しくされると、
「一体何なんだ」
と不満が起きたりする。

特に、本田や香川が世界のトップでやっていて、
実績も創っていることは、
自他共に認めるところである。

そんな選手に対して、
何も言わずに厳しく関わることは、
本人のプライドを傷つけたり、
不平不満を招いたり、
信頼関係を損ねたりすることにつながる。

ハリルホジッチは、
関わりの土台をしっかりと築いた。

これがうまいところ。

ビジネスでも心のグローブを

ビジネスシーンにおいてかなり使えることだが、
面倒なのでほとんどの人はやらない。

日常の忙しさに忙殺されて、
関わるひとも日々変わっていったりするため、
こんなことをしている余裕が無かったりもする。

しかし、ちょっとしたことで、
日頃の準備ができる。

「私の組織はこういう方向でやっていくよ」
「あなたにはこのことを期待しているよ」
「私はあなたにこうやって関わるよ」
「どうやって関わってほしい?」

こんなふとしたコミュニケーションが、
組織の中の信頼関係を築いていく。

ちょっとしたこと。
是非試してみては…。
20160323_チームコーチング_マネジメント_コツ_LBJ半谷知也photo credit: State of the City 2015 via photopin (license)

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