報連相がうまくなるたったひとつの問いかけ
ビジネスの潤滑油ほうれんそう
ビジネスにおいて、何かの出来事や問題がおきたとき、
あるいは誰かから報告や連絡を受けた時、
場合によって報告連絡相談が必要となります。
ほうれんそうの内容「6W3H」
そして、ほうれんそうの内容については、
6W3Hを抑えることが重要となります。
Why:何のために、なぜ、目的、理由や要因
What:何を、何が起きているのか、事実は何か、内容、問題、出来事
When:いつ、いつまでに、期限や期間
Where:どこで、どんな場面や状況で
Who:誰が、登場人物や主人公、
Whom:誰に対して、対象や影響
How:どのように、手段や方法、手順
How many:どのくらい、大きさや量
How much:いくらで、値段
これが報告連絡相談するときに意識をする6W3Hです。
内容によって押さえなければならない情報は変わってきますから、
すべての内容を伝えなければならないかは状況によりますね。
まず考える2W
しかし、内容に入るまえに押さえなければならない
「2W」があります。
Whom:誰に伝える必要があるか(対象)
When:いつまでに伝える必要があるか。(期限、緊急性)
起きた出来事や問題に対して、
あるいは受けた連絡や相談について、
これらを抑えることが最初のステップです。
報告の内容や手段を考えるのはそれからです。
まずは内容を的確に把握して、
ほうれんそうの必要性を的確に判断しましょう。
2Wを押さえないから起こるトラブル
誰に対していつまでに伝える必要があるのか。
これが明確になっていないがために、トラブルになる。
「なんで言わなかったんだ!」
「俺は聴いていない」
「報告が遅い!」
・・・
報連相がうまくなるたったひとつの問いかけ
報連相はタイミングが重要となる。
そして誰に伝えるか。
だから最初にこれを押さえちゃう。
これが明確になっちゃえば、
相手や状況がどうであっても、
伝えなければならないものは伝えなければならない。
「これっていつまでに誰に伝える必要があるだろうか?」
この一つの問いかけが、
人を報連相の達人にする。
お試しあれ!
photo credit: Popeye Spinach In A Can via photopin (license)
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