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息子をモチベートした報酬の力

   

チャレンジすらしなかった網渡り

IMG_9555

写真の綱渡りというか…、網渡りというか…。

我が息子さん、なかなかの運動神経の持ち主。
いろいろと、身体能力は高いのです。

手と足を使って、スイスイ登っていく。
まあ、6歳なので、これも当然といえば当然なのですが。

そこであるとき、
「手を使わずに登ってみたら?」

と私。

「えー、むり!」
と息子。

お気に入りの公園なので、
しょっちゅう来るのだが、
何度来ても足だけで登ろうとはしなかった。

まあ、これができてもできなくても、
私の人生にも息子の人生にも、
おそらく全く影響はないのだが…。

一発で息子をモチベートした報酬の力

それにしてもあまりにもやろうとしないので、
試しに言ってみた。

「これできたら、ご褒美に50円あげるよ」

今までは20円が最大のお小遣い。
50円という響きに、確実に目が輝いたのがわかったのだが…。

そしたらなんとも現金なもので…(というのはこういうことをいうのか!)、
よちよちと、網の上を歩き始めて、
なんとも一発で達成!

それをきっかけに、スピードもどんどん早くなって、
今度は難易度の高い下りにもチャレンジし始めた。
(写真は実は下り)

なるほど、うちの息子は、
適切な報酬によってモチベーションがかかるようだ。

報酬によるモチベーションの限界

そうはいっても、報酬によるモチベーションには限界がある。
50円の報酬を知ってしまった人間は、
20円の報酬ではモチベーションがかかりづらくなる。

かと言って、与えられる報酬には限界もある。

肩書や役職も同じ。
ポストには限りがある。

報酬によるモチベーションは一時的に有効だが、
そればかりに頼ることはできない。

ついでに動かす

今回、息子は、上りの網渡りを達成した時点で、
50円を手に入れるというひとつの目的を達成したわけだが、
その後も勝手に動いて、下りも達成した。

ついでの成果だ。

つまり、ひとつの報酬をきっかけとして、
「できる」
ということがわかり、
「安全だ」
ということもわかり、
何より、
「楽しい!」
ということがわかった。

報酬には限界があるから、
こういう体験をたくさんさせることが必要になってくる。

報酬にかぎらず、動かすきっかけとなるものはたくさんある。
そしてそれは対象の人によってさまざま。

この人は何で動くのだろうか。
今のタイミングは何で動くのだろうか。

鉄則はない。
絶えず探求あるのみである。

私の息子を動かす旅も、まだはじまったばかり。
無論、息子自身にとって素晴らしい人生となるよう、
適切な動機づけをし続けることができる存在でありたいもんだ。

 - チームコーチング

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