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理解をつくる粘り強い対話②

   

さて昨日の続き。(昨日の記事はこちら

受け取られたものがコミュニケーション

コミュニケーションは言葉を通じてのみされるものではないことも、
私たちは理解していなければならない。

人は、言葉以外の多くの情報を、他の人から受け取っている。
人は表情を読み取るし、
態度から感情を判断するし、
口調から機嫌を判断するし、
あらゆることから、ウソホントを判断している。

言葉は伝えていないのに、

「この人は自分のことが嫌い」
とか
「この人は今日はご機嫌斜め。近づかない方がいい」

って判断される。

そう、そんなつもりは全く無かったとしても、
「勝手に受け取られている」ものだ。

これが自分のコミュニケーションの結果だ。
”言葉は発していなくても”
これが結果。

コミュニケーションとは、
意識しないと何が受け取られているかわからない、
ちょっぴり怖いものだ。

だからこそ対話が必要なのだ。

「言わなくてもわかってほしい」
「言わなくてもわかるだろう」

「聞かなくてもわかる」
「聞かなくてもこうに決まっている」

こんな無意識の会話は日常にありふれている。
頭のなかで、たくさんの人がこのようにつぶやいているはずだ。

しかしこれらは甘い幻想。
人は言葉で伝えなければわからないし、
人は言葉で聞かなければわからない。

対話を妨げるあきらめ

しかし、自分の中にある真実を言葉にすることは、
それだけでなかなか難しいものだ。

それにふさわしい言葉が見つかるかはわからないから。
「この言葉が一番近いな〜」
「赤でもないし、茶色でもないし、ワインでもない…
でも一番近いのはワインかなー」

人は言葉にするとき、いろいろなことをまとめる。

そしてそのまとめた結果が、
ひとと一致しているかわからない。

「高い山」
って表現した時に、
長野県の人は確実に3000m級の山を想像するだろう。
しかし千葉県の人にとっては、1000mを超えれば高い山だったりする。
※千葉県の一番高い山は408m

自分の真実を言葉にすることは、面倒なこと。
そして、なんとか絞り出した自分の言葉を、
相手に理解させるのはもっと難しく面倒なこと。

さらに対話には感情が絡む。
これがさらに面倒だ。
感情のやり取りはエネルギーをつかう。

だんだん怒りのエネルギーが増している人との会話は、
それを受け取るだけでも疲れるしなんか落ち込む。

そして人は(すごく大事なことであったとしても)、
簡単にあきらめる。

「伝わるまで伝える」
ことをしないのだ。

「なんでわかってくれないんだろう」
「どうせ言っても無駄だ」

こうやって、初期の段階で、わかりあうことをやめる。

粘り強く対話を

「どうせ言っても…」
この無意識の会話は何度も自分を襲う。

しかし本当にわかりあうためには、これを何度も越える必要がある。
「私が伝えたい事はこう」
「私が受け取ったことはこう」

それでも平行線は続く。
「受け取る=従う」
「受け取る=負け」

こんなふうに勘違いしている人も多い。

「ああ、あなたの考えはこうなんだね」
と理解を示せばいい。
自分とは違う考えや価値観は世の中にたくさんあり、
そのすべてが多様性だ。

「自分は正しい」
ではなく、組み合わせをしていくことで、
さらに素晴らしいアイデアが生まれてくるはずだ。

 - チームコーチング

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