チームコーチングLBJ

チームコーチングで組織力を強化するLBJ

*

理解をつくる粘り強い対話①

      2015/11/16

「どうやればうまくいきますか?」

「どうやったらこんな上司とのコミュニケーションがうまくいくでしょうか?」
「どうやったら妻ともっとわかりあえるでしょうか?」

コミュニケーションに関する講座を担当していると、
こんな質問をよく受ける。

残念ながらコミュニケーションの鉄則はない。
逆に言えば、ありすぎる。

だからコミュニケーションの手法を教えるときや学ぶときは、
それがたくさんの引き出しの一つであることを理解していなければならない。

理解は対話で深まる

人が理解し合うには、対話が必要だ。
一方的なコミュニケーションではない。
双方向である。

しかし、対話は必ずしも他人との間だけで必要なものではない。

まずは自分との対話

人は多くの場合、自分との対話が上手ではない。
「必要ない」って思っている。
「そんなのわかっている」って思っている。

しかし、自分の言いたいことがわからない、
あるいは、話しているうちに何が言いたいのかわからなくなった。
なんてことはよくあることではないだろうか。

人に対して話す前に、
まずは自分が何を伝えたいのか。伝えるべきなのか。
誰に伝えたいのか。伝えるべきなのか。
なぜ伝えたいのか。伝えるべきなのか。

こういったことを明確にするといい。

そして他人との対話

自分が誰に何をなぜ伝えたいのかが明らかになったら、
その相手や状況に応じて最もふさわしい”伝え方”を選べばいい。

そして、伝えたい事が一発で伝わると思ったら大間違い。
伝えたかったことがきちんと伝わるまで、
手を変え、品を変え、伝え続ける必要がある。

では、『きちんと伝わった』というのはどうやったらわかるか。

ここが独りよがりになりやすいところ。
相手の表情や口調、あるいは自分の感覚。
こういったもので測っている場合が非常に多い。
あるいは、安易な問いかけ。

「大丈夫?」
「わかった?」

こんな問いかけをすれば、(立場や性格にもよるが…)
多くの場合は、「はい」って言う。

しかし多くの場合は、
「キチンと伝わって」はいない。

ここで人と人の間には『誤解』が生じる。

誤解とは誤った解釈のこと。
本当は双方の解釈が一致していないにもかかわらず、
あたかも一致したかのようにやり過ごしてしまう。

このことによりひずみがうまれる。
そしてひずみはひずみを呼ぶ。
最初はちょっとした歪であったとしても、
気づくと取り返しの付かないことになっていることもある。

誤解は最初の段階で、
出来る限りを減らしておく必要がある。

そのためには、
「大丈夫?」とか「わかった?」
ではなく、
「何が伝わった?」「何を理解したか教えて?」
と聴く必要がある。

さて長くなったので続きは明日(こちら)。

 - チームコーチング

  関連記事

no image
カーリングに観るT-PDCAサイクルの回し方

ソチオリンピックでは私の中でカーリングがかなりの盛り上がりを見せた カーリング女 …

チームコーチングにおける個別のコーチングセッション@パワーネットフィールド

パワーネットフィールド チームコーチング というわけで今日は、長野県塩尻市。 チ …

no image
チームコーチング in松本@小林創建

本日は松本の住宅メーカー小林創建においてチームコーチングを実施 経営者や執行役員 …

【告知】チームコーチングカンファレンス

チームコーチングカンファレンス2015 いよいよ来月に迫ったチームコーチングカン …

プロセスを踏んでレベルアップしていくコーチング

単発で終わらないコーチング コーチングは単発でやることもあるが、 多くの場合は定 …

no image
犠牲/代償を払う際の説明責任

昨日は犠牲/代償の必要性に触れた 仕事のために家族を犠牲にする 休日返上で仕事に …

2013 チームコーチング・カンファレンス ~経営陣を一枚岩に~

チームコーチングカンファレンスが開催された。素晴らしい内容だった。 もちろんすべ …

組織のベクトル合わせ 〜チームコーチング事例 阿部フォトグラフィー1-6〜

組織のベクトルをあわせる チームの使命を明らかにした6名のチームが、 次に取り組 …

「スマホやめますか?それとも信大生やめますか?」

問いかけは人生に気づきと発見を促す。 だからコーチは楽しい。 コーチがどのような …

no image
ビジネスコーチングの成果を左右するコーチのあり方

コーチングの引き出し コーチングなどのコミュニケーションに関する講座を実施する際 …