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米中と日の大きな違い ~アサーティブコミュニケーションより~

   

今日はアサーティブコミュニケーションの講座。
時として、いろいろな国籍が混じる。

今日は中国籍の受講生が4名いた。
その中国籍の受講生がこんなことを言っていた。

「日本語はあいまいな表現があまりにも多い」

主語のあいまいさ

日本語は、いろいろをあいまいにできる。
まずは主語。

私”は”○○だ。
これを英語にすると、
I am ○○.

私”も”○○だ。
これを英語にすると、
I am ○○,too.

英語は文頭からの表現が変わらないが、
日本語は文頭の時点で変わる。

日本語は、
「私も」と責任の所在をなんとなくぼかすことができる。
英語はあくまでも、
私は○○。一緒だね。

という感じだろうか。

「私はこう思う!」
「私もこう思う!」

確かに・・・、
背負っている責任の大きさは、これだけで大きくかわる感じがする。

NOと言わないのが美徳

「やめてください」
「お断りします」
「無理でございます」

こんな風に断ることができる日本人がどれくらいいるだろうか。

「ご遠慮ください」
「お控えください」
「いたしかねます」
「難しいです」
「厳しいです」

こんな表現は非常によく聴く。
曖昧さを残すことが美徳とされる象徴とも言えよう。

これは通例であるし、やんわりと断っている。
直接的に『NO』と言わない、日本独特の文化である。

しかし、中国人からすると、この言い回しは回りくどくよくわからないらしい。
なるほど、もっともだ。

英語で言えば、
Don’t do ○○,please.

どんな表現であっても、
断っている事、拒否していることは、すぐにわかるという。

アサーティブは相互尊重のコミュニケーション

コミュニケーションにおいては、
「相手を傷つけないように」
という意識が大きく働く。

だからこそ、表現をあいまいにする。
しかし、相手を尊重するがあまり、
結果的に自分をないがしろにしてしまうこともある。

大事なことは、自分の意志をしっかり表明すること。
私の気持ちとしてはこうだ。
私の置かれている状況としてはこうだ。
だからこうなんだ。

これを表明することだ。

結果的にNOを押し通すことがベストかどうかはわからない。

ただし、自分の気持ちをしっかり伝えたうえで、
あるいは理解してもらったうえで結論に至るのと、
本当の気持ちは隠して、同じ結論に至るのとでは、
雲泥の差がある。

ひとつひとつは大した差ではないかもしれない。
しかし、これが積もり積もると、
自分の中の「言えなかった」というストレスにも、
相手との関係性にも、
大きな影響を与える。

だからこそ、
一場面一場面において、自分の真実を語ることは、
非常に重要なことだ。

20150907_チームコーチング_アサーティブ_半谷知也photo credit: 2015-06-09d Reflecting on positive noes — index card #assertiveness via photopin (license)

 

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