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『出る杭は・・・』 ~チームコーチングに不可欠なリーダーシップ~

   

「出る杭は打たれる」

これは通説であり、
日本において生活する上では非常になじみ深いモノだろう。
古くから日本においては、
「均質」であることが求められてきた。

これはアウトプットとしてもそうだし、
それを創り出す人もそうだ。

昨今、『多様化』というものが世の中をにぎわせているが、
その中でも私たちは「均質をよしとする文化」から抜け出せない。

長いこと「出る杭は打たれる」文化で仕事をしてきた人にとっては、
「出ること」そのものが理解できないし、
「出ること」は悪であるし、
とりわけ・・・、
「出た杭」に対応できない。

出る杭を理解する3つのステップ

出る杭は、
何から出ているかというと、
多くの場合は、それを観ている『自分』の価値観や考え方から出ている。
あるいは、一般的な常識、世の中の常識、組織における常識、
こういったものから飛び出ているように見える。

そして多くの人は、条件反射的に、
それが『良い』とか『悪い』とかを決めつける。

ステップ1:自分の反応に気づく

まずはこの「自分の」条件反射に気づくこと。
これはほとんどの人が無意識にやっている。

同時に、自分の価値観、信念に気づくステップと言ってもいい。
自分が何を大事にしているのか。
なぜ反応しているのか。

ステップ2:言動事実の認知

条件反射的に、何らかの言動に反応している場合は、
多くのことが課題解釈になっている可能性が高い。

事実は何なのか。
何を言っているのか、どんな行動をしているのか。
こちらの解釈や判断や評価はひとまず先延ばしして、
事実のみを認知すること。

ステップ3:意図の理解

その言動は、
何のためにやっているのか。
その言動が何に繋がっていくのか。

これを推測ではなく、相手に確認する必要がある。
ちゃんと相手の意図を拾ってあげると、
案外自分の意図と共通している場合が少なくない。

こうして、意図に対する相互理解が生まれる。

意図が理解できると、
理解できなかった言動が理解できたり、
その言動をよりいい形にするための協力ができたり、
その後の行動や関係性にプラスの変化をもたらしてくれる。

「出る杭はもっと出す」

出ている杭は、どうやったらもっと出してあげることができるだろうか。
出た状態でどのように活躍させてあげることができるだろうか。
この出た杭はどんな場面で役に立つだろうか。

自分の常識はもはやすでに狭い世界。
それを認めた上で、目の前の出ている杭を、
どのように役に立てることができるか。

これは育成のひとつの楽しみであり、
またより大きな成果を創り出していくコツでもあり、
時代の流れに対応していくために必要なことでもある。

出る杭を受容して、目的と方向性を与えよう。
きっと楽しくて素晴らしい組織になるはず。

20150907_チームコーチング_出る杭は_多様性_リーダーシップ_半谷知也

出る杭を活かす状況のリフレーミング

photo credit: Stakes in the water via photopin (license)

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