粋な図らい ~マインツ武藤に用意されたカーテンコール~
私はスポーツが好きだ。
昔はやるのも観るのも好きだったけど、
今はほとんど観るだけ。
とりわけサッカーは大好き。
代表戦はもちろん、
ヨーロッパの各国リーグや、
Jリーグの試合も、
よくチェックしている。
マインツ武藤の2ゴール
今季からブンデスリーガのマインツに移籍した武藤が、
リーグ戦初ゴールをマークした。
やはり日本人の活躍はうれしいし誇らしい。
彼は、この日の活躍で、試合のあとに、
サポーターからマインツ特有の祝福を受けた。
マインツ武藤が嬉しい初体験! 勝利の儀式「フンバ」とは!?(Yahooニュース)
私が読んだ記事↑
マルティンシュミット監督の粋な計らい
その中で私が注目したのはこの部分↓(記事より引用)
86分に交代を告げ、
万雷の拍手と喝采を浴びながらピッチを下がるという
最高の“カーテンコール”を武藤に用意したマルティン・シュミット監督は、
みずからも称賛を込めた日本式のお辞儀でこの日のヒーローをベンチに迎えた。
86分に交代が告げられた。
「あぁ、途中交代したんだ・・・」
くらいにしか思っていなかったのだが、
なるほど、途中で下がる選手は、試合中に活躍していれば祝福されてベンチに下がる。
試合が終わるまでピッチにいると、ひとりが注目を浴びることはない。
最高のカーテンコール。
途中交代にはこんな意味も込められるんだと、
この記事を読んで初めて知った。
選手に対する敬意と尊重から生まれる信頼関係
信頼関係を創り上げるのは、
本当にちょっとしたことだ。
ちょっとしたことの積み重ね。
これが、上司と部下の信頼を積み上げていく。
サッカーの試合であれば、毎日のことではないし、
その中で活躍をすれば、とりわけ粋な計らいはやり易くもある。
しかし、ビジネスの日常でもこういったことに意識は向けられる。
ちょっとした粋な計らい。
これを何気なくやることで、
部下との信頼関係を高めてみてはいかがでしょうか・・・。
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