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嫌われ役は組織に必要か?

      2015/08/24

嫌われ役が必要だという勘違い

「誰かが嫌われ役になる必要があるんだ」
「きついことを言う人が必要だろ?」

なんて言葉をよく耳にする。
甘いだけでは組織は成果をつくらない。
締めるところを締める場面は必ずあるだろうし、
適切なタイミングでそれを行う必要がある。

人は役割にハマりやすい。
というよりも、自分を役割にはめやすい。
役割にはめるとわかりやすいしラクだからだ。

自分がしなければならない仕事が明確になるし、
担う責任の範囲が明らかになる。

反面、柔軟であることを忘れる。

無意識に変容する人の解釈

「時には耳に痛いことを言う人が必要だ」

これが微妙に形を変えて、

「組織には嫌われ役が必要だ」

さらに形を変える

「自分は嫌われ役でなければならない」

 

「時には耳にい痛いことを言う人が必要だ」
なぜならば、そのことによって生まれる気づきがある。
漏れていた視点に気づく。
人の成長につながる。
より大きな成果につながる可能性がある。
トラブルの回避につながる。

この目的のために、「耳に痛いこと」は必要だ。

 

でも役割にハマると、
「嫌われ役であること」
が目的になる。

しかも非常に無意識に…。

『嫌われ役』が必要なわけではない

『嫌われ役』などという役割はない方が良い。

この役割は辛そうで楽だ。
だって嫌われていればいいのだから。

自分を『嫌われ役』と位置付けていると、
身体は無意識にそれを演じる。

すると、言わなくていいところで、『嫌われ役』が顔を出す。
「こんな伝え方しなくてもいいのに」なんて、
振り返れば思うことが、自然と口から飛び出ていく。

『嫌われ役』であることを決意するのではなく、
その奥に隠れているもっと大事な目的を達成する必要があります。

いかがでしょうか?
あなたは…、
あるいはあなたの周りの誰かは、
知らず知らずのうちに、『嫌われ役』であることに、
目的を置いてしまっていませんか?

 - チームコーチング

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