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答えはクライアントの中にある ~コーチングの前提~

   

『答えはクライアントの中にある』

これは私がコーチングを学び、
衝撃を受け、
これまで大切にしてきたコーチングの大きな概念。

そして、
『コーチ』
と呼ばれる多くの人たちが、
おそらく大切にしている前提だろうと思う。

これは、
人の支援に関わる多くの人、
つまり、
それはスポーツの世界で言えば、
監督やコーチだったり、
ビジネスの世界であれば、
上司や先輩だったり、
人生においては、
親ももちろんそうだったり、

そんな立場の人の多くが、
「答えは私が持っている」
「私が正しいから従っていればいい」
と、意識的に、
しかし多くの場合無意識的に、
こんな意識や考え方を持っていることに、
「ちょっと待った」を掛けるための前提だ。

クライアントは自分で答えを探したいし、
自分の望むやり方で成果を創りたい。

その能力を
あるいはその能力を身につけるための資質を、
すでに持っている、
それをコーチが信じ、
クライアントの力を引き出していくための、
重要な前提だ。

答えはクライアントの中になんてない

こんなことを、
私の尊敬するコーチが言った。

「答えはクライアントと共に創るもの」

「答えはクライアントの中にある」
この前提をただ信じ、そこに勘違いが起こると、
「クライアント任せ」
みたいな意識がコーチや支援者の中に起こる可能性もある。
すると、コーチは自分の能力を磨くことをさぼる。

ここに警鐘をならすような言葉だ。

なるほど、確かにそうかも…。

クライアントと共に想像する未知なる答え

コーチを雇うクライアントは、
新たな答えの想像を期待する。

自分では到底探すことのできない答え、
これを共に創り出していくのがコーチの醍醐味だ。

答えはクライアントの中にあるかもしれないけど、
それを引き出し、
グレードアップさせ、
時には形を大きく変えて、
クライアントにとっても、
その周りにいる人たちにとっても、
そしてコーチにとっても、
かなり魅力的でワクワクするような『答え』を導くことが、
コーチの役割。

「本当にそうか?」
「もっとベストのアイデアがあるのでは?」
「それは最大のチャレンジだろうか?」

クライアントは、いつもの思考で答えを探す。
そこに「ちょっと待った」を掛ける存在がコーチ。

「答えはクライアントの中にある」
コーチはこの重要な前提を、
ただ鵜呑みにしてはいけない。

コーチがいるからこそ、
この答えが出た。

ひとりでは到底行きつくことのない答えと、
その答えを実行した時に現れる成果を、
共に生み出していかねばならない。

 

 - チームコーチング

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