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あっという間に機能不全に陥るチームをどのように機能させるか vol.2

      2015/04/02

チームがぶつかる壁

私は経営幹部チームのチームコーチングを実施することが多い。
そして、私がチームコーチングを実施してきたすべてのチームは、
以下のような壁にぶつかっている。

周りとの乖離

チームコーチングを実施しているチームはストレッチな成果に一本化され、
モチベーションもかなり高い状態となる。

チームで立てた目標は、そこにいる人たちだけで達成できるものではない。
組織の他メンバーの力を合わせる必要があり、巻き込む必要がある。

しかし、そこに参画していない周りの人々は、
当然ながらゼロからのスタートなわけで、
一時的にかなりの温度差が生じている。

目先の仕事に追われる

方向性がなかったチームにとって、
あるいは、掲げてはいたけど所有していなかったチームにとって、
自分たちで定めた方向性やのすべては、
『特別』なものになる。

初めて買った30万円のスーツのようなものだろうか。

キラキラしてるし、パリッとしてるし、
「なんかすごく大事にしたい」特別なもの。

でも突然こんなもの着ていったとしたら、
周りの人はどう思うんだろう?
汚れちゃったらどうしよう。
とりあえずなんか特別な、それも晴れている日だけこれを着ていこう。

本当は普段着にできたらかっこいいなって思うのだが、
とりあえずしまっておいて、
いつもの着慣れた服に戻っていく。
結果、30万のスーツは、年に1回着るか着ないかの、
ホコリをかぶったスーツへと化していく。

チームコーチングをやって、
方向性を合わせたり、
今までとは違う戦略を立てたり、
今までは手が付けられていなかった、
緊急ではない重要項目に関するプランを決めたりすると、
なんだかこれに似た特別感が出てしまうようだ。

しかも、現場にはいつもどおり、仕事が山ほどあるわけだ。

そうすると、
「あれはあれだよな…」
と、チームコーチングで決めたことは日常と区別されてしまう。

チームコーチングで決めたことを特別視してはいけない。
当たり前のこととして日常に取り入れていかなければならない。

この意識の変革がなかなか難しい。

時が立てば必ず起こるモチベーションの低下

最初に方向性を合わせ、気持ちをひとつにした状態を、
何もしないでずっと保てるのであれば、
こんなにラクなことはない。

しかし、どんな素晴らしいチームも、モチベーションの低下が起こる。
しかるべきタイミングで、初心に戻したり、新しい何かを見せたり、
チームメンバーのモチベーションが上がるような仕組みをつくることは重要だ。

会議かもしれないし、
コーチングや面談かもしれないし、
報酬なんてのもあり得る。短期的な成果を積み上げていくというのもかなり有効。

チームを機能させる3つのコツ

  1. 方向性を”明確に”合わせること
  2. 方向性を日用品にすること
  3. モチベーションが高まるような仕組みをつくること

方向性を合わせることについては上記で書いた通り。

方向性を日用品にするというのは、
決めたことを意識して当たり前に取り組むということ。
日常的に自分たちのミッションやビジョンを分かち合うということ。

「私たちのミッションってこれなんだ」
「こういう状態を創りたいんだよ(ビジョン)」
「この目標を達成するんだ。お客さんのために!」

年に1度の発表会にする必要はない。
毎日のようにわかちあえばいい。

すればするほど、周りに浸透していく。
「浸透させよう」
「伝えなければならない」
「理解させないと」
「巻き込まなきゃ」

こういう意識はかえって分離を生む。

当たり前に分かち合っていたら、
いつの間にか周りのみんなに伝わってた。
いつの間にか巻き込めちゃっていた。

このくらいがちょうどいい。

そして、わかちあえばわかちあうほど、
自分自身が力づくし、意味づけがされる。

20150402_チームコーチング_機能不全2_半谷知也photo credit: It’s Love! via photopin (license)

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 - チームコーチング

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