第1回 仕事の勉強会@松本内藤城 ~DiSCコミュニケーション~
2015/03/31
仕事の勉強会
本日は松本にて、第1回仕事の勉強会を実施しました。
第一回目のテーマは『コミュニケーション』
松本の写真館、内藤城において開催、24名様満席でした。
DiSCアセスメント
今日のトレーニングでは、DiSCというツールを使用しました。
私がコミュニケーショントレーニングの入り口として利用するモノです。
DiSCを使って以下のことをします。
- 自分を知る
- 他人との違いを認識する
- 他人を理解する
- 他人に適応する
ヒトは、自分自身のことは知っているつもりになっていますが、
多くのことを知りません。あるいは気づいていません。
意識と無意識ということもあります
「自分はこういう人間だ」
「自分はこういう人間ではない」
端的に言えばこんな風に自分を決めつけたり、思い込んだりしています。
自分では気づいていないことも、周りから見ると気づけることもたくさんある。
だからこそ、見えていない自分の状態を理解して、
DiSCによる効果
DiSCを使ってコミュニケーショントレーニングを行うと、
例えば、以下のような効果があります。
- 自己理解が深まる
- 自分自身が人からどのように見えているかを知ることができる
- 理解できなかった他の人の考え方や行動の理由がわかる
- 自分がどのように周りに適用させていけばよいかわかる
- 苦手だったあの人を理解することができる
- 社内や取引先とのコミュニケーションをより円滑にすることができる
「もっとラクに生きればいいのに…」
DiSCは、人の行動傾向を欲求と動機の観点から、その強弱バランスを観るもの。
Dは主導の傾向。
iは感化の傾向。
Sは安定の傾向。
Cは慎重の傾向。
人はすべてを持っているが、
これまでの人生において(←ここが大きいが…)、
あるいは今置かれている立場において、
どれが強いのかに違いが起きる。
例えば私の場合…、
Dとiが非常に強くSとCはかなり弱い。
講座の中で、ひとりの受講生(男性)が、
全く異なる傾向を持つ他の受講生(女性)のコメントを聴いてこんなことを言った。
「もっとラクに生きればいいのに…」
コメントを聴いていて、かなり窮屈に思ったらしい。
いろいろと気を遣うし、細かいことに気を配る。
しかしここがDiSCをやることの面白いところ。
その女性はそのことを「苦しい」とか「窮屈」とか思っていないということ。
逆にそうしないことの方が、「ラクではない」ことに繋がる。
「ああ、そうすることがラクなんだ…。自分には考えられない…」
と驚くが、そんな風に根本的に好む行動の傾向が異なる。
こうした認知と理解が、他者とのコミュニケーションをより円滑により豊かにしていく。
というわけで、本日も非常に楽しくやらせていただきました。
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