チームコーチングLBJ

チームコーチングで組織力を強化するLBJ

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あっという間に機能不全に陥る組織をどのように機能させるか vol.1

   

せっかく組織で動いているのだから、
個人では成し遂げることのできないことを創りたい。

そして相乗効果を創りたい。
つまり足し算によって、総和以下ではなく、
総和を超えるものを生み出していることが望ましい。

あるいは掛け算。
組織だからこそ、
個人が1を上回るパフォーマンスを発揮し、
その掛け算の成果が生まれていくことを創りたい。

しかし実際はどうだろうか?
世の中の組織において、
人数の総和を上回るようなパフォーマンスや成果を手にしているところは、
実際にはかなり少ない。

チームとは?

ピーターホーキンス著、田近秀敏監訳「チームコーチング」(英治出版)では、チームを以下のように定義している。

チームとは、共通の目的、達成目標、アプローチに合意しその達成を誓い、
互いに責任を分担する補完的なスキルを持つ少人数の人たちを言う。
一般的なアプローチで必要なのは、
士気と一致団結状態を高め合うような効率のよい会議とコミュニケーション、
チームにとっての主な利害関係者すべてに対する効果的な関与、
そして個人およびチームが常に学習と発展を続けられるような手法である。

チームが有効に機能するために必要な10の側面
(1)少人数
(2)補完的なスキル
(3)コミットする人々
(4)共通の目的
(5)一連のパフォーマンスゴール(遂行目標)
(6)共有されたアプローチ
(7)メンバーの相互責任感
(8)士気と一致団結状態を高めるような効率のよい会議とコミュニケーション
(9)主な利害関係者すべてに対する効果的な関与
(10)継続的な学習と発展

チームコーチングでほぼ必ずやること

チームコーチングにおいて、まず最初に必ずやることは、
チームの方向性を合わせること。

つまり、

  • ミッション(チームの存在理由)
  • ビジョン(チームが動くことで創り出す状態)
  • チームバリューズ(チームが大切にする価値観や信念)
  • 組織やチームの現状分析
  • 目標(ビジョンに繋がる具体的な数字)
  • 戦略策定や具体的な行動計画

こういったことを明確にする。
これは基本的には、誰かから与えられるものではない。
自分たちで考えて創り出すものだ。

または、与えられているものに、自分たちで意味づけをしていく。

明確な”つもり”でかなりあいまいな組織の方向性

「こんなこと当たり前だしやっている」
「理念は共有している」
「朝礼で毎日唱和している」

と思う人もいるかもしれないが、想像以上にあいまいになっているものだ。

方向性は『認知』していても『理解』しているかは微妙だし、
また、『理解』していても『実践』しているかと言われると、さらに微妙だ。

額縁に入れられた経営理念。
名刺大にして配られる会社の指針。
『絵に描いた餅』ではなく、ちゃんと食える状態になっているだろうか。
朝礼で唱和する際に、魂が入っているだろうか。
まるで念仏のように口にされる光景は、
決して珍しくないのではないだろうか。

 

さて、自分たちでチームの方向性を一致させると、
全てが『自分事』となる。

理屈ではなく、そうなる。
結果的にかなり盛り上がる。

20150401_チームコーチング_機能不全①_半谷知也photo credit: Visionary via photopin (license)

(vol.2へ続く…)

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