チームコーチングLBJ

チームコーチングで組織力を強化するLBJ

*

心で聴くこと 耳で聞くこと ~コーチングでメモを取ると…~

   

「メモは取らないんですか?」

コーチングを教えているときに、よく出る質問だ。
私はコーチングをしている最中は、ほとんどメモを取らない。

コーチングにおいてコーチがメモを取ることのメリット

  • クライアントが言ったことを憶えていられる
  • 整理できる
  • 聴いてくれているとクライアントに思わせることができる

コーチングにおいてコーチがメモを取らないことのメリット

  • クライアントの話を100%傾聴できる
  • すべての感覚を使って微妙な変化を掴むことができる
  • 記憶力が鍛えられる

全く感じ取ることができなかった体験

先日松本で、株式会社アクト(トレーナー:山口順子さん)のコーチング講座を受講した時、
ある実習において私が発言したことの印象についてフィードバックもらうことがあった。

私はそのフィードバックを「書き留めておこう」という衝動に駆られ、
2人からのフィードバックを、2人の顔をちゃんと見ながら、手だけ動かして、
彼らのフィードバックを手元の紙に書き止めた。

全てのフィードバックが終わった後に、トレーナーの山口順子さんが、
「どのフィードバックが印象に残ったり、心に響いたりしましたか?」
と問いかけた。

私は、答えることができなかった。
全く心に響いていなかったのだ。
印象にも残らなかった。

そしてこれは、フィードバックする側に要因があるわけではない。
フィードバックされた私の意識や姿勢が創り出したもの。

心で聴くこと 耳で聞くこと

こんなにも鮮明に、
心で聴くことと耳で聞くことの違いを体験できるとは思わなかった。

「こんなにも違うんだ」

顔も向けていたし、しっかり聞いていた。
でも何も響かない。

私にフィードバックしてくれた人を、
まったく感じ取ることができなかった。

私の意識は、大半が「ペンを動かすこと」に向いてしまい、
相手を感じ取ることや本当に重要なメッセージを受け取ることに向かなかった。

20150316_チームコーチング_心で聴くこと_半谷知也photo credit: Exploratorium via photopin (license)

本当に一緒にいるということ

意識を全面的に相手に向けていることの大切さを知った。
きっと、もっとたくさんクライアントを知ることができる。
クライアントとと共にいることができる。

そんな体験をした貴重な時間でした。

 - チームコーチング

  関連記事

no image
竹は節目をつけて上へ伸びる

私の大事な友人が福岡に転勤となった 近くにいると思っていたやつが突然遠くに行って …

目的のレベル

photo credit: 一本松 via photopin (license) …

no image
チームコーチングが日経ビジネスで紹介されました!

持続的成長企業になるためには「個人」より「チーム」を鍛えるべき日経ビジネス ht …

no image
ピットインコーチング@松本 

本日は経営責任者チームのチームコーチングを実施している長野県松本市の小林創建にて …

no image
チームをコーチング@阿部フォトグラフィーin徳島

本日は 徳島にて78年続く名写真館 阿部フォトグラフィー株式会社にて チームづく …

no image
人の持つ様々なリソース ~チームコーチングによる組織改革~

人が持っている内的なリソース やさしさ強さ愛情思いやり勇気素直さ正直さ&#823 …

no image
潮時って… ~巨人・井端のインタビューより~

本日の報道ステーションで中日から巨人に移籍した井端選手が出ていた 彼は野球界では …

“チーム”の適正人数

チームは少人数であること。 ピーターホーキンス著、田近秀敏監訳『チームコーチング …

『出る杭は・・・』 ~チームコーチングに不可欠なリーダーシップ~

「出る杭は打たれる」 これは通説であり、 日本において生活する上では非常になじみ …

no image
聞くと聴く

コーチングやコミュニケーションに関するトレーニングでは『傾聴』というものを必ずテ …