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心で聴くこと 耳で聞くこと ~コーチングでメモを取ると…~

   

「メモは取らないんですか?」

コーチングを教えているときに、よく出る質問だ。
私はコーチングをしている最中は、ほとんどメモを取らない。

コーチングにおいてコーチがメモを取ることのメリット

  • クライアントが言ったことを憶えていられる
  • 整理できる
  • 聴いてくれているとクライアントに思わせることができる

コーチングにおいてコーチがメモを取らないことのメリット

  • クライアントの話を100%傾聴できる
  • すべての感覚を使って微妙な変化を掴むことができる
  • 記憶力が鍛えられる

全く感じ取ることができなかった体験

先日松本で、株式会社アクト(トレーナー:山口順子さん)のコーチング講座を受講した時、
ある実習において私が発言したことの印象についてフィードバックもらうことがあった。

私はそのフィードバックを「書き留めておこう」という衝動に駆られ、
2人からのフィードバックを、2人の顔をちゃんと見ながら、手だけ動かして、
彼らのフィードバックを手元の紙に書き止めた。

全てのフィードバックが終わった後に、トレーナーの山口順子さんが、
「どのフィードバックが印象に残ったり、心に響いたりしましたか?」
と問いかけた。

私は、答えることができなかった。
全く心に響いていなかったのだ。
印象にも残らなかった。

そしてこれは、フィードバックする側に要因があるわけではない。
フィードバックされた私の意識や姿勢が創り出したもの。

心で聴くこと 耳で聞くこと

こんなにも鮮明に、
心で聴くことと耳で聞くことの違いを体験できるとは思わなかった。

「こんなにも違うんだ」

顔も向けていたし、しっかり聞いていた。
でも何も響かない。

私にフィードバックしてくれた人を、
まったく感じ取ることができなかった。

私の意識は、大半が「ペンを動かすこと」に向いてしまい、
相手を感じ取ることや本当に重要なメッセージを受け取ることに向かなかった。

20150316_チームコーチング_心で聴くこと_半谷知也photo credit: Exploratorium via photopin (license)

本当に一緒にいるということ

意識を全面的に相手に向けていることの大切さを知った。
きっと、もっとたくさんクライアントを知ることができる。
クライアントとと共にいることができる。

そんな体験をした貴重な時間でした。

 - チームコーチング

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