チームコーチングLBJ

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優れたリーダーは積極的に自己承認する

   

コーチングにおける承認

『正当または事実・真実と認めること』(広辞苑より)

似て非なる言葉に『賞賛』がある。
ほめたたえること。称賛すること。

承認は褒めることとは違う。

単純に認めることだ。
いい悪いはない。

コーチングのスキルのひとつに『承認のスキル』がある。
これは、クライアントとのラポールをとるためには欠かすことができない。

また、クライアント自身が自分で力づいていくために、欠かすことができない。

承認の3つの種類

承認には3つある。

  • 存在承認
  • 行動承認
  • 結果承認

存在承認

いることを認めること。
あるものを認めること。

その人の世界観や価値観。
ものの観方や考え方。
その人の長所や強み。

行動承認

その人がしたこと。
その人が発した言葉。
努力したこと。
頑張ったこと。
積んだ経験。

結果承認

創り出した結果、成果。
達成した目標。
実現したビジョン。

 

承認とは、これらの事実を認めることだ。

パワフルな自己承認

誰が承認するのかという切り口もある。

自己承認と他者承認

とかく人は、他己承認を求める。
『人から認めてもらいたい』
マズローも提唱したように、承認欲求というものは存在する。
私も人から承認されるの、今のところ大好きだ。

しかし、自己承認は他者承認に勝る。
自己承認ほどパワフルなものはない。

何といっても、自分で勝手にできるのだ。
しかしながら…

自己承認を妨げる日本の文化と過去

人生を振り返ったときに、私たちは何を承認してきているだろうか。

強みや長所を積極的に認めてきているだろうか?
弱みや短所を積極的に認めてきているだろうか。

成功について積極的に認めてきただろうか?
失敗について積極的に認めてきただろうか?

もちろん個人差はある。

少なくとも私は、
子どもの頃からどちらかといえば不足に焦点を当てて育った。
テストで95点取っても、5点の取りこぼしを責めた。
学年で11番であっても、「まだ上に10人もいる」と考えた。

それが悪いこととは言わない。
向上していくためには必要なことだ。
しかしここで言いたいことは、95点や11番ということが、
正当に扱われていないということ。

ないものばかりを取り上げ、あるものについてはたいして扱われずに済ませている。
これが大問題だ。

日本は謙遜が美徳とされる。

「がんばったねー」
「いやいや、私なんてまだまだですよ・・・」

こういう受け答えが当たり前だ。
頭で考える前に、反射的に口にしてしまう。

「私なんてまだまだ」
「私なんてまだまだ」

この言葉を繰り返していれば、おのずと脳は「お前はまだまだだ」って指令を送る。

こんなものも、自己承認を低くしてしまう一つの要因だろう。

世界的に観ても自己肯定感の低い日本人の若者

セミナーの中で、
「自分の長所を3分間で書いてみましょう」

こんなことを時々やったりするわけだが、
驚くことに1つも書けない人もいる。

こんなデータがある。
内閣府が出しているデータ。(ご参考→『今を生きる若者の意識』

「自分自身に満足している」
日本・・・45.9%
米国・・・86.0%
韓国・・・71.5%

「自分には長所がある」
日本・・・68.9%
米国・・・93.1%
韓国・・・75.0%

優れたリーダーは自己承認がうまい

優れたリーダーは、自分の長所や強みを知っているし認めている。
優れたリーダーは、自分の行動の素晴らしさを認める。
優れたリーダーは、すべての結果を認め受け入れる。

それを過去の栄光として握りしめるのではなく、
また、失敗を足かせとすることもなく、
全てを未来の創造に活かす。

簡単な自己承認をいっぱいいっぱい集めよう

ちょっとしたことで構わない。
当たり前のことでもOKだ。
そもそも当たり前のことなんて何もない。

生きていることそのものさえ、承認に値する。

朝、家族におはようって言ったこと。
朝ご飯をちゃんと食べたこと。
遅刻しなかったこと。
誰かのお手伝いをしたこと。
・・・

ちょっとしたこと。たくさん転がっているはず。
まずは簡単な自己承認をいっぱいいっぱい集めましょう。

 - チームコーチング

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