仕事の勉強会@松本 『リーダーシップ編①』
本日は松本で『仕事の勉強会』。
毎月一度、株式会社内藤城主催で、
ビジネスに役立つ(であろう)様々なタイトルで、
勉強会を開いています。
なんとたいそうなポスターも出来上がっておりびっくりしました。
非常にありがたいことです。
本日のタイトルは『リーダーシップ』
リーダーシップというのは、なかなか難しいテーマ。
『リーダー』とか『リーダーシップ』の解釈や定義は、
世の中にあふれており、
「これが正しい!」というものが確立されているわけでもない。
しかし面白い一日になりました。
いわゆる『経営者』もたくさん集まり、
『従業員』もたくさん集まり、
リーダーという言葉への認識もさまざま。
『「この中で組織のリーダーである」という人手を挙げて』
という問いかけでスタートしましたが…、
手を挙げたのは経営者+数名。
つまり、ほとんどの従業員は、
「私は組織においてリーダーではない」
という位置づけにしているということ。
リーダーは上司。
リーダーは社長。
リーダーは○○長。
リーダーはまとめる人。
リーダーは引っ張る人。
『まとめる』の対極には『まとめられる』人がいるわけで、
『引っ張る』の対極には『引っ張られる人』人がいるわけで、
大半が「引っ張られる」意識を、
潜在的にでも持っているのであれば、
その組織はなかなか動かないでしょう。
自分をリーダーだと認めたとしたら…
「自分をリーダーと認めたんだとしたら、
あなたは組織において何を引っ張りますか?」
これは今日の最後の問いかけ。
人を引っ張ろうとするから、
「私の仕事ではない」
と壁をつくる。
でも人はそれぞれ必ず、
「このことは私に任せろ」
「このことはあてにしてくれて構わない」
ということを持っている。
必ずある。
リーダーは強みも弱みも認める
自分の強みを認め、それを存分に活かす。
それはきっと、他の人の弱みを補完するものでもあろう。
強みを認めることは勇気のいること。
強みをオープンにすることは、勇気のいること。
なぜならば、
言ったらやらなきゃいけないから。
言ったら責任がうまれるから。
自分の弱みを認め、それをオープンにする。
弱みは、
人に知らせることはおろか、
自分自身で認めることも勇気のいること。
それは自分も他人も評価するから。
だから人はそれを隠そうとする。
あるいはできるフリを決め込む。
それはうまくいかない。
「私これが苦手」
「わたしこれが出来ない」
「だから助けて」
これが言えるリーダーは、強い。
これが言えるリーダーは、共感を生む。
これが言えるリーダーは、ファンを創る。
さてあなたは、
何を引っ張りますか?
興味ある方は、是非松本にお越しくださいませ。
↓「仕事の勉強会」のチラシ
『2015年度_仕事の勉強会@松本』ちらし
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