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沈黙を制するものはコーチングを制す???

   

コミュニケーションにおいて恐れられる沈黙

「沈黙こわい…」

多くの人は、沈黙が苦手。
沈黙はいけないことかのように、
何とかしてその沈黙を破ろうとする。

気まずい雰囲気を感じるのだろう。
あるいは会話を続けられないことに、
何らかの力の無さを感じるのだろう。

沈黙が起きると、心がザワザワとしてきてしまう。

オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン

コーチングは、
たくさんの質問をする。

質問の種類はいろいろとあるのだが、
ここではオープンクエスチョンとクローズドクエスチョンをご紹介。

コーチングのオープンクエスチョン

回答者が自由に答えを設定できる。
回答に時間が掛かる。

「食べ物は何が好きですか?」
「いつまでにやりたいですか?」
「どこへ行きたいですか?」
「誰が好きですか?」
「どんなアイデアがありますか?」

などと、
主に英語の疑問視を意識しながら質問をつくると、
自然とオープンクエスチョンになる。

コーチングでは、この質問を中心に使いながら、
セッションを進めていく。

コーチングのクローズドクエスチョン

質問者が答えを限定する。
Yes/No
3択/4択

など、与えられた選択肢の中から、
回答者が答えを選ぶのが、クローズドクエスチョンだ。

あまり考えずに、スグに答えを出せることがメリットであるが、
回答者が言いたいことを十分に言えない可能性が高い。

また、設定した選択肢が妥当かどうかも怪しい。
そして、質問の内容や仕方によっては、
回答者が誘導されている感覚を持つことがある。

「ラーメン好きですか?」
「明日までにやりますか?」
「NYに行きたいか〜?」
「○○ちゃんが好きなんでしょ?」
「アイデアはありますか?」

答えるのに時間が掛かるのは「あ・た・り・ま・え」

オープンクエスチョンというのは、
答えを探しに行くのに時間が掛かる。

そもそも人は質問されることに慣れていない。

考えるのが面倒だし、
考えたことのないような事柄は不安やストレスがつきまとう。

また、誤解を与えないように答えには慎重に言葉を選んだりもする。

頭の中では混乱も起きている。
人は頭の中で矛盾していることもあるので、
全く違う意見が頭のなかで戦っていることもある。

そうすると、戦いが収束するまでは表現しないのは普通のことだ。

沈黙の中には色々と理由がある。

だから質問をされて、答えを出すまでに時間が掛かるのは
当たり前のことなのだ。

沈黙こわい

しかし、
人はやっぱり沈黙が苦手である。

「自分の質問が悪かったのか?/変なこと聴いちゃったかな?」
「相手にはこの質問に答える能力がないのだろうか?」
「質問よりやっぱり教えちゃったほうがいいかな…」

などと、沈黙が起きるといろいろな余計な思考が頭を駆け巡る。

コーチングは主体性を育てるツール

コーチングは、

自分で考えさせ、
自分で決めさせ、
自分で行動させる。

というように、自立を促し、
主体的に動いていくことを支援するツールである。

そして、初期の段階というのは、
どうしても質問を投げて、考えるのに時間が掛かる。

考える力、筋肉が、はじめのうちはどうしても弱い。

しかし、根気よくコーチが関わっていくことで、
その筋肉は鍛えられてくる。

だから安易に沈黙を打ち破ってはいけない。
沈黙に耐えることで、相手は強くなっていくわけだ。

沈黙している3つの理由

沈黙している時は、
おもに3つの可能性が考えられる。

真剣に考えている

頭の中で質問に対して誠実に、
自分の答えを探している状態。

考えているフリをしている

黙っていればそのうち答えを教えてくれるだろうという考えのもと、
相手から答えが出てくるのを待っている状態

宇宙に飛んでいる

質問とは全く違うところへ飛んでしまっている状態

沈黙を破るとしたら

様子を観ながら、しっかりと待つことが重要である。
しかし、3分5分を超えて、あまりにも沈黙が続くようならば、
沈黙を破るのも一つの手段。

ではどのように破るのか。

すごくシンプルな問いかけだ。

「いまどんな状態?」
「いま何を考えているの?」

これだけ。
これで相手の現在地が判る。
それをもとに、次の質問を考えればいい。

沈黙を制するものはコーチングを制す?

というのは大げさかもしれないが、
沈黙に当たり前に耐えられるようにならなければ、
良いコーチングはできない。

せっかく沈黙して考え始めたのです。

言いたくなる気持ちをグッとこらえて、
訊きたくなる気持ちもグッとこらえて、

沈黙を通じて相手の思考を鍛えていきましょう。

人は自分で考えて強くなっていきます。
それを根気強く支援していきましょう

Happy child. Creative photo of little girl with big clock as a background. Girl looking at camera and making silent sign

 - チームコーチング

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