チームコーチングLBJ

チームコーチングで組織力を強化するLBJ

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チームコーチング事例 阿部フォトグラフィーの1回目⑤

   

当時の状態

阿部フォトグラフィーは4代目。
すでに80年ほど続く老舗写真館です。

先代から受け継がれてきた大切な想い。
そして、新たな時代の流れ。
今いるメンバー。

写真が大好き。
カメラの技術を磨きたい。
ものづくりが楽しい。

徳島の店を大事にしたい。
大都市に進出したい。

会社という組織の中には、
いろいろな想いが渦巻いています。

もちろん、それぞれの想いがあることはいいことです。
しかし、重要な方向性や価値観を合わせないと、
組織は空中分解する可能性があります。

3代目、あるいは2代目の時代を知るメンバーがいて、こだわりを持っている。
4代目は新しい写真館を創ろうとしている。

例えばこれだけでも、
「なんか一致しない」
「なぜだか合わない」

こんな感覚があったりします。

「時は流れている」
そのことを全員が受け入れて、
新たな価値をもとに組織が統合されていく必要がありました。

目的の共有

チームコーチングにおいて必ずやることのひとつに、
組織の使命・ミッションを明確にすることがあります。

今回はメンバーが6人。

この6人が集まったこの集団は、何をする集団なのか。
何が任務なのか。

目的・役割の意識を統合する必要があります。
自分たちの存在意義を決めない限り、
自分たちは何をしていいのかわからなくなります。

逆に存在意義が明確であれば、
その大きな前提を基に、
お互いに関わったり、目標を決めたり、それぞれの行動を決めることができます。

個人の目的意識の共有

「あなたがこのチームにいる目的/理由は?」

こんな風に聴くと、

「会社を変えるためです」
「成果を上げるため」
「チームの結束を高めるため」

という答えもあれば、

「来いって言われたから」
「仕事だから」
「よくわかりません」

なんて答える人もいます。
(阿部フォトグラフィーにはいませんでしたが…)

それぞれが考えていること、現状の立ち位置が明らかになります。

ここで、自分の目的意識と周りの目的意識が明確になりますし、
仮に不適切なギャップがあれば、多くの場合は自らそこに気づいていきます。

集団の目的を統合

「私たちはなぜここにいるのか?」

と今度は個人ではなく集団の目的を聴くと、
各メンバーは顔を見渡しながら、
より大きな組織の中から自分たちが集められた理由を考えます。

「このメンバーで何を成すのだろうか?」
「このメンバーならば何が可能だろうか?」
「このメンバーならば、何をしなければならないだろうか?」

それぞれが意見を出しながら、ディスカッションを繰り返し、
より洗練された本質的な自分たちの存在意義を明らかにしていきます。

というわけで、阿部フォトグラフィーも、
6人が集まっている理由を明確にして、
自分たちは何をすべきかが判って、次は価値観の共有です。

20160906_阿部フォトグラフィー1-5_チームコーチング事例_LBJ半谷photo credit: Space me then via photopin (license)

 - チームコーチング

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