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研修の質を高める受講生の質問

      2018/05/31

質問なんでもOK

私の研修で大切にしていることは、
質問がしっかりと表に出てくること。

受講生の質問によって、
理解度がわかる。
また、派生してお伝えできる情報がある。

質問の量と質に応じて、
セミナー・研修自体の質が高まっていく。

質問には抵抗がある。

質問することは恥をかく。
馬鹿だと思われる。

いろいろなリスクがあるから。

訊くは一時の恥とは言うものの、
できれば恥はかきたくない。

だからこそ、
質問OKという雰囲気をつくりこんでいく。

研修講師にとっても怖い質問

する方も怖ければ、されるほうも怖い。

すべての講師とは言わないが、
多くの研修講師にとって、質問は脅威なのではないかと思う。

その分野におけるスペシャリストとして何かを教えているわけで、
自分のイメージを守らなければならないという考えは働く。

「質問に答えられなかったらどうしよう」
「講師として恥をかきたくない」
「権威を保っていたい」

だから、講師も無意識的に質問を避けるような形で、
研修や講義を進めていく。

「ちょっといいですか?」
と自ら手を挙げて質問する人は、
ごくごく少数派である。1%くらいなのではないだろうか…。
私が受講生のときは、その少数派であるが…。

だから、
「質問ありますか?」
って促さなければ質問は出ないし、
「質問ありますか?」
って訊いても、あるかないかを考える時間を与えなければ、
質問は出ない。

「質問ありますか?」
って訊いて、3秒も経たないうちに、
「ないですね。では進めます」
って進めてしまう。
そんな講師は多い気がする。

質問は講師が答える必要はない

と、私はこんなスタンスで望んでいる。

研修という機会は、さまざまな知識や経験を持った人が集まる。
私も含めて。

というわけで、
「この質問に対して、みなさんはどう思いますか?」
と意見を募る。

ここは、知識の発揮のしどころなので、
なんらかのアイデア、意見を持っている人は、そこで発言してくれる。

さらに、そのアイデアが講師からすれば新たな引き出しとなることもある。

研修はそこにいる全員でつくっていく。
これが私の研修のひとつの重要なスタイルでありスタンスである。

質問は正解を答える必要はない

「正しい答えを伝えなければならない」
「唯一無二の答えを出さなければならない」

という考えもある。

しかし事実は、
質問の内容によって、
一般的な正解を答えられることもあれば、
講師としての見解としかお伝えできないこともある。

そして多くの場合は、後者であるようにも思える。

質問がしやすい環境であった

受講後アンケートに、
「質問がしやすい研修であった」
という感想が好意的に書かれることが結構多い。

やはり潜在的には、
「質問したいけどできない」
ということが多いのではないかと思う。

質問をできるだけ気軽にさせてあげること。
これは研修の効果性を高め、質を上げ、かつ受講生の満足度も高める。

質問に答えられる範囲が増えれば増えるほど、
研修講師としての腕も上がる。

研修講師は、
受講生が質問できる環境をつくるべきだし、
質問に答えることに腹をくくるべきである。

 - ファシリテーション

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